goo blog サービス終了のお知らせ 

だいすき

基本的に自分の好きなものについて綴っていきます。嫌いなものやどうでもいいこと、さらに小説なんかもたまに書きます。

ガッカリだよ

2008年09月20日 00時22分56秒 | 映画が好き
 『ダークナイト』を観た。

 新生バットマン。重厚なストーリー。映画史上最高の悪役。

 前評判はよく、とても楽しみにしていた。

 つまらなかった。

 びっくりするほどつまらなかった。

 これは『バットマン』になにを求めるか、の違いなのだ思うけど、つまりこの監督はバットマンに真面目で重いストーリを求めたのだと思う。
 実際原作のバットマンは、そういうストーリーがよく合う作品なんじゃないかな。読んだことないけど。
 出て来る怪人はみな暗い過去を背負っているし、バットマンだってそれに負けてないしね。

 でも、僕はバットマンってそうじゃないと思うんだよね。

 バットマンは暗くて重いけれど、だからこそそれを吹き飛ばす馬鹿馬鹿しいような笑いが必要だと思うんだ。

 ギャグやコメディをやれ、といってるんじゃないよ。ただ、どっか変だよな。なんか馬鹿馬鹿しいことやってんな、と。登場人物は全員真面目にやっているのに、なんかそれが笑えてしまう。
 そういった作品がバットマンだと思うんだ。それこそがアメコミのパワーであり、素晴らしいところだと思うんだけど。

 『ダークナイト』はシリアスでしたよ。評価もものすごく高いです。きっと、バットマンでなければ僕も好きになっていたと思います。

 でも、あれは確かにバットマンを作りたいと思って出来上がった作品で、バットマンとして映画史に残ると思う。

 それはそれで素晴らしいことなのかもしれないけれど、僕としてはガッカリだなぁ、モォウ!

コメントを投稿