だいすき

基本的に自分の好きなものについて綴っていきます。嫌いなものやどうでもいいこと、さらに小説なんかもたまに書きます。

親知らず

2007年06月05日 00時37分58秒 | 重要ではないけれど
 親知らずを抜きました。
 結構頑丈な親知らずで、そこにいるだけでいろんな迷惑を周りにかけていたみたいだから、そりゃもう、スパッと抜いてやりました。
 といっても、抜いたのは当然僕ではなく、歯医者さんが抜いたわけですが、かなり苦戦していました。
 抜けた後にわかったのですが、この親知らず根っこの部分が90度に曲がっていたのです。
 みなさん、歯の形ってすぐに思い浮かびます? あの下のほうの歯茎にグサッと突き刺さっている部分が、くにゃっと横を向いていたんですよ。
 その歯を見て歯医者さんは大層珍しがりまして、これまで二本も抜いていてその時には僕に話しかけもしなかったのに、「これは珍しい歯ですよ」なんて血を拭いた後の歯を見せてくれました。
 さらには隣の部屋で別の仕事をしていた看護婦さんに見せに行ったり、これまでどの歯だって返してくれたことなんかないのに、「これ貰ってもいいですか?」なんて云ってくるほどでした。
 そりゃあ、構いやしなかったので「どうぞ」と応えましたが、「他にも見せたい人がいますので」って台詞は気になったね。

 誰に見せる?

 見せてどうする?

 この後僕の歯がどういう運命を辿るかは知りませんが、このブログを読んでいる歯にまつわる方々。奇妙な歯をどこかで見かけることがありましたら、この記事を思い出してください。

 きっとそれは僕の親知らずですから。

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