これまで色々好きなものや好きな人、好きな事柄などを書いてきましたが、その全てをひっくるめた中で、最も好きなものは漫画家の上條淳士先生です。
これはもう、好きとかそんなレベルではありません。激愛してますし、盲信してもいます。上條先生が黒と言えば白いものでも黒くなる! そのくらい大好きです。
が、上條先生の知名度ってどのくらいなんですかね? 皆さん先生のこと知っています?
遅筆、なんてものじゃなく、書いている本数もまともに完結させた作品も少ないから知らない人も多いんじゃないでしょうか。
はっきりいってそれは損しています!
絶対に知っておくべきです。なんとかして、一度はその作品を読むべきです。
漫画としてのレベルはひょっとしたら平均以上というだけで、それ程凄いものではないかもしれません。それ程多くはないですが、漫画としてはこっちの方が面白いな、と思わせるものはいくつかあります。
ただ、そんなことはどうでもいいのです。
なぜなら、アーティストとしてのレベルは上條先生の方が圧倒的に上だな、とはっきりわかるからです。
たぶんですが、上條先生はいまだに書きたい漫画を書けていないような気がします。失敗作ばかり書いているという意味でなく、頭の中にあるものをきちんと表現しきれていないんだと思います。
それが出来なきゃプロじゃないだろ、というご意見もあるかもしれませんが、これはなかなか難しいことなのですよ。
例えば、いいですか、あくまで例え話ですよ。
誰かを好きになったとします。心の中に芽生えた恋心。その恋心を絵で表現してみて下さい。
難しいでしょ? 絵心のある人ならば、それでもなんとか頑張って絵にできるかもしれません。でも、その絵をようく見て下さい。自分の恋心とまったく同じですか? 一分の狂いもないですか? そして、それを見た他人はあなたの恋心を理解してくれているでしょうか?
上條先生が書こうとしているのはきっとそういうことなんだと思います。あくまで僕の想像ですが、自分の内にある精神世界、そこで思い描く全ての事象。それをそのまま漫画にしようとしているのではないでしょうか。
きっと他人に理解されることを拒めば、もっと簡単に書けるのだと思います。それでは意味がないので、みんなにわかってもらえるように工夫する。でも、自分のありのままの心なんてなかなか人に理解してもらえないから、漫画が詰る。
上條先生の筆が遅いのはたぶんこういうことなんじゃないかな、と僕は勝手に想像しています。
そして、そんな想像をしてしまいたくなるくらい、先生の漫画は感性に訴えかけてくるものがあるのです。なんていうか漫画のテクニックだとかなんだとか、そんな理屈では語れない素晴らしさがそこにはあるのです。
現在発売されているタイトルは『TO-Y』、『赤×黒』、『エイト』、『SEX』の四タイトルです。もうひとつ『ジンギ』(ひょっとしたらローマ字表記だったかも)というのもありますが、これはまぁ、原作付だったので出来は普通です。
どれも傑作。そして、『TO-Y』以外はなんか未完。それでも読む価値はある。ひょっとしたら、人生変わっちゃうかもしれないですよ。
これはもう、好きとかそんなレベルではありません。激愛してますし、盲信してもいます。上條先生が黒と言えば白いものでも黒くなる! そのくらい大好きです。
が、上條先生の知名度ってどのくらいなんですかね? 皆さん先生のこと知っています?
遅筆、なんてものじゃなく、書いている本数もまともに完結させた作品も少ないから知らない人も多いんじゃないでしょうか。
はっきりいってそれは損しています!
絶対に知っておくべきです。なんとかして、一度はその作品を読むべきです。
漫画としてのレベルはひょっとしたら平均以上というだけで、それ程凄いものではないかもしれません。それ程多くはないですが、漫画としてはこっちの方が面白いな、と思わせるものはいくつかあります。
ただ、そんなことはどうでもいいのです。
なぜなら、アーティストとしてのレベルは上條先生の方が圧倒的に上だな、とはっきりわかるからです。
たぶんですが、上條先生はいまだに書きたい漫画を書けていないような気がします。失敗作ばかり書いているという意味でなく、頭の中にあるものをきちんと表現しきれていないんだと思います。
それが出来なきゃプロじゃないだろ、というご意見もあるかもしれませんが、これはなかなか難しいことなのですよ。
例えば、いいですか、あくまで例え話ですよ。
誰かを好きになったとします。心の中に芽生えた恋心。その恋心を絵で表現してみて下さい。
難しいでしょ? 絵心のある人ならば、それでもなんとか頑張って絵にできるかもしれません。でも、その絵をようく見て下さい。自分の恋心とまったく同じですか? 一分の狂いもないですか? そして、それを見た他人はあなたの恋心を理解してくれているでしょうか?
上條先生が書こうとしているのはきっとそういうことなんだと思います。あくまで僕の想像ですが、自分の内にある精神世界、そこで思い描く全ての事象。それをそのまま漫画にしようとしているのではないでしょうか。
きっと他人に理解されることを拒めば、もっと簡単に書けるのだと思います。それでは意味がないので、みんなにわかってもらえるように工夫する。でも、自分のありのままの心なんてなかなか人に理解してもらえないから、漫画が詰る。
上條先生の筆が遅いのはたぶんこういうことなんじゃないかな、と僕は勝手に想像しています。
そして、そんな想像をしてしまいたくなるくらい、先生の漫画は感性に訴えかけてくるものがあるのです。なんていうか漫画のテクニックだとかなんだとか、そんな理屈では語れない素晴らしさがそこにはあるのです。
現在発売されているタイトルは『TO-Y』、『赤×黒』、『エイト』、『SEX』の四タイトルです。もうひとつ『ジンギ』(ひょっとしたらローマ字表記だったかも)というのもありますが、これはまぁ、原作付だったので出来は普通です。
どれも傑作。そして、『TO-Y』以外はなんか未完。それでも読む価値はある。ひょっとしたら、人生変わっちゃうかもしれないですよ。
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