だいすき

基本的に自分の好きなものについて綴っていきます。嫌いなものやどうでもいいこと、さらに小説なんかもたまに書きます。

すごい すごい

2009年05月28日 21時08分06秒 | 小説が好き
 小説を読んで泣いた回数は少なくて、三回目に泣いたのが、マリウスとミアイル公子のエピソードを読んだときだった。

 以来、マリウスのことがいつだって好き。

 夢と野望に燃えるイシュトヴァーンも大好き。ゲームではよくその名前を拝借した。

 アルド・ナリスが死んだときは、目的の街に辿り着くまでに、三回電車を乗り間違えた。

 マリウスとオクタヴィアの子供がこの先どうなるのかとても楽しみだった。

 結局、豹頭王の花嫁は誰だったのかすごい気になる。

 そういえば、買うきっかけになったのは、外伝の『ヴァラキアの少年』の表紙。あの表紙の、天野先生の描くイシュトヴァーンの瞳に射抜かれたからだっけ。

 ある魔導師がイシュトヴァーンを指して云った『世界の孤児』という言葉も好きだったな。

 22巻の巻頭に書かれたパロの結婚宣誓の言葉。

『これより永遠に 我ら二人

 これより永遠に 寄り添いていく』

 というのも好きだった。

 もちろん、グインの活躍にだって心躍ったさ。

 たくさん、たくさん、想い出が詰まっている。

 『グイン・サーガ』がすごい、すごい好き。

 栗本薫先生のご冥福をお祈りします。

コメントを投稿