だいすき

基本的に自分の好きなものについて綴っていきます。嫌いなものやどうでもいいこと、さらに小説なんかもたまに書きます。

立ち位置

2009年01月09日 01時18分24秒 | あなたへ
 ただの偶然だろうけど、年をまたいで同じような文章を見た。

 ひとつは『週間少年チャンピオン』。佐渡川準先生の『PUNISHER』から。
 強敵に挑む、戦士の少年の台詞。

『この世に人に影響与えるほど強ぇー奴の何と多いことか……。

 うんざりするぜ。

 でもよ こう思いてェ。

 いや 思う!

 俺もそのその中の――

 ひとりだぜ!!』

 もうひとつはお馴染み日向武史先生の『あひるの空』

『チームに必要かどうかは自分で決める』

 と云った、リハビリ中の選手の言葉に対し、

 自分の居場所で悩んでいる少女の台詞。

『彼の言葉は間違いだ。

 必要かどうかを決めるのは、往々にして他人のことの方が多い。

 それでも 自分で決めるんだ。

 自分で 決めるんだ』

 この世界を動かしているのが何者か知っているか?

 世界の中心に立っているのは誰か知っているか?

 世界がいつ生まれ、いつ死んでいくのかがわかるか?

 あなたの立っている場所はどこ?

4 コメント

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必要とされる存在 (ちーこ)
2009-01-10 23:19:28
今年もよろしくお願いしますね、kouさん。

人に必要とされる存在になるには、自分自身も努力が必要だな・・・と思う今日この頃です。

でも、これからも自分の居場所を探し続けるんでしょう・・・。
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Unknown (kou)
2009-01-11 01:43:48
ホントを云うと、必要とされるのに努力なんていらないんですよ。

そこにいるだけで価値がある、という人がこの世の中、誰にとってもいるんです。

それでも努力をせずにいられないのは、不安だからです。
自分に自信がなく、必要とされているかどうか不安だから努力するんです。

好きな漫画の台詞に
『不安なのは望みが高いからだ』
というのがありますが、それも当たってると思います。
上を望むなら、不安を友とすることもあるのです。そして、それは高みを目指している証でもあるのだから、悪いことではないんです。

ちーこさんの居場所はどこなのでしょうかね。
ちーこさんは案外、その答えを知っているのかもしれませんよ。

今年もどうぞ、よろしくお願いします。
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なるほど (ちーこ)
2009-01-11 02:53:18
kouさん、深いなぁ~

私の居場所は、「家庭」なのです。この場所は、母として妻としてゆるぎない私の居場所です。私以外に替われる人はいません。そう、それはわかっているのです。でもね、それだけでは満足できないのです。
社会的に・・・とでもいうのかな。
それがkouさんが言う高みを目指しているというのかなぁ~
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Unknown (kou)
2009-01-12 00:30:28
高みを目指しているのとは違うかもしれないけれど、いま手にしているものだけで満足せず、さらに望もうというのだから、不安は友となってもおかしくないと思います。

それが悪いことでないというのも同じ。

それ程多くの話を聞いたわけではいけれど、いまだ会社や仕事内容に不満がひとつもない人には会ったことがないです。
きっとそんな人はひとりもなく、不満のない会社もひとつもないと思います。

その中で自分の仕事に誇りを持っているという人は、だいたいが自分を強く持っている人です。揺るがない芯を一本持っている人です。

社会的立ち位置を掴むということは、その芯を手に入れるということなのかもしれませんね。
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