だいすき

基本的に自分の好きなものについて綴っていきます。嫌いなものやどうでもいいこと、さらに小説なんかもたまに書きます。

蛇足6

2008年10月15日 00時54分52秒 | オリジナル小説
 久し振りの蛇足。
 数時間前にUPした小説は二週間前に一度書き上げたもの。
 それをボタンの押し間違えで全部消してしまい、欝な気分と戦いながら書き直したもの。
 最初に書いたものは前半部分の、薫の感じているズレの部分を強調した内容で、後半の信号待ちのシーンももう少しだらだらしていた。
 ちょっと気に入らない構成だったので、書き直しのときに意識的に変えようとした。
 ズレの部分をいまとシンクロしていく形で表現したかったのだ。
 だが実際書いてみると、それもなんかくどいような気がしてきて。つまり薫がなにをどう感じているかが、この話にいらないような気がしてきて、結局こんな形になった。

 個人的にはかなりあっさりした作品になったと思う。
 掌編として、それが理想だと思う。
 少し前から書いている『結城ひなた』『志藤紫』『椿影虎』『若菜薫』の四人の物語は、掌編で、極力無駄を省いたあっさりした作品にしていきたいと思っている。
 どうなるかはわからない。
 次いつ書くかもみていだけど、なるべくそうしていきたいと思っている。
 ちなみに、次は『結城ひなた』の回。
 彼女は僕の中ではすごく普通な女の子なんだけど、物語にするとやはりどこか変な部分が出てきてしまうから、それをなくしていくのも課題のひとつ。

コメントを投稿