だいすき

基本的に自分の好きなものについて綴っていきます。嫌いなものやどうでもいいこと、さらに小説なんかもたまに書きます。

アルティマニア

2009年02月20日 01時54分10秒 | 小説が好き
 この記事を『小説が好き』のカテゴリーに入れるのは少々抵抗があるけれど、それでも書きたいことはそういうことだから、あえてここに入れることにする。

 そういうこととは、つまり小説についてだ。

 ベニー松山先生の。

 『アルティマニア』は、ゲーム好きの人なら誰でも知っているんじゃなかろうか。
 本屋の攻略本コーナーによく平積みされている攻略本シリーズだ。
 扱うのはスクウェア・エニックスのゲームが多く、ボリューム満点、記事も詳細、こだわり抜群、という優れものの攻略本。
 まぁ、手放しで褒めてみたが、実際僕がこのシリーズを手にしたのは一回だけ。それなりにお世話になったといえばなったのかもしれないけど、攻略本の真の魅力を語れるほど、ゲーム好きというわけではない。

 なのに褒めずにはいられない。

 このシリーズはベントスタッフという会社が手がけており、その会社にはベニー松山先生がいるからだ。

 当然先生も制作には関わっていて、主にあらすじなどのストーリーを独自に書いている場合が多い。
 つまり、先生の小説が読めるということ。

 これは価値がある。

 ホントのホントに価値がある。

 なにせこの先生、遅筆、ということにかけては神クラスの存在。

 びっくりするほど続編が出ない。

 そんな先生だから、先生の新作が読めるのは『アルティマニア』だけ、みたいな感じになってきている。

 非常に嘆かわしい。

 このシリーズがなければ、もっと先生の小説が読めるかもしれないのに。

 けどまぁ、これがなければ多くのゲームファンが泣くだろうし、先生が好きで始めた会社だ。

 僕はこのシリーズを応援している。

 買うことはないけれども。

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