夢見る才能

　なにかを成し遂げるために一番必要なのは、夢見る才能なんだと思う。
　自分は出来るはず、望めば必ず叶うはず、なんていう夢みたいなことを、最後まで信じきれるかどうかなんだと思う。
　大抵の人は途中で挫折する。くだらない現実ってやつに目覚めて、自分には無理だと諦める。
　それが悪いというわけではない。その人はきっと別の夢を見るだろうから。別の夢を見続けるだろうから。
　でも、最後まで同じ夢を見続ける人もいるだろう。胸の奥底から湧き出る不安を打ち消して、夢なんていう不確かなものに自分の全てを掛けられる人もいるだろう。きっとそういった才能を持つ人のみがなにかを掴み取ることが出来るんだ。

　あなたはどう？　いまも夢を見ている？


　追記
　もしもいま、夢を見ることに不安を感じているのなら、代わりに僕が見てあげてもいいよ。自分の才能や将来に不安があるというのなら、代わりに僕が信じてあげる。
　あなたならきっと大丈夫。望みを叶えることが出来る。
　僕はね、自分が嫌いだから自分を信じることが出来ない。でも、あなたのことは好きだから、信じることが出来る。誰だってそうだよね。嫌いなものより好きなものの方が信じられるさ。
　確かに僕はあなたのことを良く知らないから、好きといってもあなたは戸惑うだけかもしれない。でもね、僕は僕以上に嫌いなものがないから、とりあえず僕自身のことよりはあなたのほうが好きっていうのは本当なのさ。
　イマイチよくわからないって言うならそれでもいいさ。でもね、困っているなら頼りにしてくれてもいいよ。
　あなたの代わりに、僕があなたの輝ける明日を夢見てあげる。