だいすき

基本的に自分の好きなものについて綴っていきます。嫌いなものやどうでもいいこと、さらに小説なんかもたまに書きます。

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2008年10月01日 01時33分48秒 | 重要ではないけれど
 『心に残る漫画の名台詞集』とかいうムックを本屋でちらりと読んだ。

 知っているシーンや台詞が多く、前後を知る僕としては「あぁ!」と感嘆する部分がないではなかったが、全体的には薄っぺらいな、と思うところが多かった。

 やはりああいうのは前後の流れをきちんと理解した上で読まなければ、感動もなにもないのだと思う。

 例えば、僕がスラムダンクで一番好きな話は『メガネ君』という話。

 主人公のいるバスケ部の副主将の彼が、どうバスケに関わってきたかを語る話。

 一週で終わったなんでもない話だけど、この話があるからこそ、前後の話が生きてくる。

 そしてこの漫画史に残る名作の中でも、ひときわ異彩を放つあの名シーンが、輝きを帯びるのだ。

 僕もこのブログの中で沢山、しかも無断で引用させてもらっているが、その文の良さをどれだけみんなに伝えられるか、もう一度練ってみた方がいいかもしれない。

 今日は、借り物の言葉は薄っぺらい、という内容でした。

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