あおこのぶろぐ

オペラ、テレビ、日常など、気が向いたときに書いていきます!

オペラのカセットテープをデジタル化しています

2018-02-07 23:41:01 | 日記
自宅老朽化のため、引越をしなければならなくなり、昨年から大整理をしております。
そのため、ブログを書く時間もなかったのですが。
40年以上住んだ家を空にするのは並大抵のことではありません。オペラ関係のものもたくさん出て来ました。
80年代以降の公演パンフにチラシ、チケット。
オペラ団体機関紙等……。
「音楽の友」も一時期ずっと買っていたので、ある時期のもは残っていたりします。
すぺて処分する覚悟を持てません。
オペラ博物館的なものがあれば、いずれ寄贈したいくらいです。

また我ながらびっくりしたのがカセットテープ。

オペラにはまり出した頃、オペラとつくと録音しまくっていたので、オペラアワーをはじめとして、海外歌劇場の来日公演の放送など、オペラを入れたテープが山のように出て来ました。
図書館で借りたレコード、CDからダビングしたものもあります。

レコードによる放送なら、多分CD化されているでしょうけど、来日公演や日本の歌手のコンサートやオペラ公演の放送などは貴重だと思い捨てられません。

でも場所がないので、地道にSDカードにダビングしてテープは捨てるようにしています。
カセットテープなので、A面からB面に変わる時空白が出来てしまうし、ラジオ放送は雑音があったりして音質は良くありませんが。
SDカードに入れてしまえば、省スペースになるし、聴くのも消すのも簡単ですしね。

しかし、もともとざっくりとした性格なので、レーベルにキャスト等がしっかり書かれているものは殆どなく、作品名だけ書かれているだけで、「誰の何の演奏だろ?」と悩むものも多数。
懐かしの後藤美代子アナのナレーションで配役等がわかるものもありますが、ご丁寧に演奏終了と共に停止ボタンを押しているものも多く、「配役も入れておこうよ! じゃなきゃちゃんと書いておいてよ!」と過去の自分に文句を言っています。
カセットテープだと、当時は編集も難しいのでマメに切っていたのかもしれませんが。

何も書いてなくても聴いてわかるものもありました。
プライ、ポップ、ヴァイクル、バルツァ、ヤノヴイッツのカール・ベーム指揮、ウィーン国立歌劇場来日公演「フィガロの結婚」はオペラを好きになった頃よく聴いていたので、すぐわかりました。テレビ放送もありましたが、当時はビデオデッキがなかったので音のみ(最近になってDVDを買いました♪)。
また別のテープでは、「これはオテロ、ドミンゴだな。ヤーゴはミルンズ。ということは……」とネットで検索し、レヴァイン指揮ナショナルpo.のレコード、というふうに確認したり……。
中には、何の曲かさえわからないものもありました。

ダビングしても、この先の人生で聴くかはわからないけれど、とりあえず捨てきれないものはダビングしているのです。