杏の読書日記プラス

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沼地のある森を抜けて

2006-02-09 23:11:03 | 
梨木香歩、初作品~

叔母が死んで、先祖代々伝わる「ぬか床」を引き受けることになった久美。
ある日、その「ぬか床」に卵が発生した。そして、卵から、男の子が生まれた。
そして、次に和服の女が生まれる。

「ぬか床」を巡る謎は、時代を遡っていく。
叔母の死と両親の死は、この「ぬか床」が原因なのか。
謎解きの鍵は、「ぬか床」の故郷の島にあるのか。
久美は、会社の先輩である風野とともに、島へ向かう。

~なんとも不思議な話で、読み終えるまで、とても時間がかかりました。
読み終えてからも、ずーん、と重たい気持ちがしました。

生命の存在、そのものについて、を問いかけているのかな?
私には、よくわかりませんでした。

うーん、初梨木作品~引いてしまった

★★★☆☆

沼地のある森を抜けて
梨木 香歩著新潮社 (2005.8)通常24時間以内に発送します。