作者の三並夏、15歳。第42回文藝賞受賞作品。
喧嘩と仲直りの規則的な羅列が句点も読点もなくノンストップでただつらつらと続いていくような、そんなお付き合いだった。
~句点の少ない長い文章で綴られる、この作品の語り手は、中学一年生の朋美。
父と愛人と、家を出た母との間で、心を痛めている。
彼女の心の拠りどころの学校でも、些細なことがきっかけとなり、居場所を失っていく。
朋美は、夢の中で、死神と出会い、マシンガンをもらう。
父、母、愛人、友達~マシンガンで撃ちながら、彼女は思う。
あたしたちの心が守るものはなんだろう。
この銃口はどこに向かうのだろう。
~15歳の感性が、キラキラ輝く作品でした。
三並夏さんの成長が、楽しみです・
★★★☆☆
追伸:16日付けで、恩田陸の「ネクロポリス」の記事を投稿しました。読んでね
喧嘩と仲直りの規則的な羅列が句点も読点もなくノンストップでただつらつらと続いていくような、そんなお付き合いだった。
~句点の少ない長い文章で綴られる、この作品の語り手は、中学一年生の朋美。
父と愛人と、家を出た母との間で、心を痛めている。
彼女の心の拠りどころの学校でも、些細なことがきっかけとなり、居場所を失っていく。
朋美は、夢の中で、死神と出会い、マシンガンをもらう。
父、母、愛人、友達~マシンガンで撃ちながら、彼女は思う。
あたしたちの心が守るものはなんだろう。
この銃口はどこに向かうのだろう。
~15歳の感性が、キラキラ輝く作品でした。
三並夏さんの成長が、楽しみです・
★★★☆☆
追伸:16日付けで、恩田陸の「ネクロポリス」の記事を投稿しました。読んでね