バスジャック

初の三崎亜記作品～図書館にリクエストして、約一ヶ月。
やっと、読むことができました。

思いっきりSF。あはは。～「二階扉をつけてください」
わずか3ページの温かな話～「しあわせな光」
だから、何？何なの？と思ってしまった～「二人の記憶」
この展開は想定内だけど、おもしろい！！～「バスジャック」
ラフスケッチのような、練習曲のような～「雨降る夜に」
かなり不思議ワールド。小説の醍醐味を堪能できる～「動物園」
12歳・小学生麻美が体験した、夏の日の出来事が綴られる～「送りの夏」

～以上、七編からなる作品集。

デビュー作「となり町戦争」より好評だった「バスジャック」
読んでみて、大満足でした。

「バスジャック」と「動物園」と「送りの夏」が、好きです。
特に、「送りの夏」は、せつなさがいっぱい詰まった作品でした。
大切なひととわかれることは、こんなにも苦しいのだと、気付かされます。

三崎さんの長編小説が読みたいな。

★★★★☆

バスジャック

posted with 簡単リンクくん at 2006. 2.20

三崎 亜記著集英社 (2005.11)通常24時間以内に発送します。

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