新井律子建築設計事務所のブログ

住宅の設計を中心に仕事をしています

旧新川家でのイベント「マダムKプロジェクト」

2021年03月24日 | 日記

3月20日と21日、泉佐野「旧新川家」にて「マダムKプロジェクト」着物リメイクの洋服の展示販売をしました。

「マダムKプロジェクト」の正式名称は「久郷幸代「着物リメイク」支援プロジェクト」です。

久郷幸代さんは、1995年  大阪北浜に「工房S」を開設するまでの10年間、北浜にあった「三越百貨店」で特設コーナーを持たれていました。また、フランスのパリではバイヤー専門のショーで、ヨーロッパのバイヤー達から「マダムKugo」と称され人気を博されたこともあります。染色から始めて、この道50年、数々の作品を残されてきました。ただ、残念ながら、足腰を痛められ、6月末日をもって、「工房S」を閉店することになりました。

久郷さんとの出会いは、事務所のある新井ビルのお隣の忠兵衛ビルの4階にあった「工房S」に、着物リメイクをお願いした時がはじまりです。

仕上がった上着は、丁寧な仕上がりで、技術と柄の配置などデザイン力の高さに驚かされました。着物の布地は、幅が狭く、デザイン力が問われます。

母の形見の紬の着物をお願いしました。

  

私のように、お手持ちの大切な着物をリメイクしたいと考えてられる方も多いと思います。是非、お勧めします。

閉店により、久郷さんが丁寧にこころを込めて縫い上げた沢山の作品が残されたままです。そこで、久郷幸代「着物リメイク」支援プロジェクトを立ち上げ、自宅の近くの「旧新川家」の外蔵と座敷をお借りして、展示販売をしました。

 

 21日には小物も加わり、にぎやかになりました。

お買い上げいただき、ありがとうございました。

商品は、https://minne.com/@madame-k

にて販売しております。よろしくお願いいたします。

 


女紋

2020年09月29日 | 日記

着物リメイクの久郷さんが作られた帯の姿見カバーに影響され、我が家の鏡台の鏡カバーをリメイクしました。

母が作った鏡カバーの端がボロボロになっていたので、裏布を当てて手直ししました。

埃のかぶったミシンを引っ張り出し、悪戦苦闘。何とか出来上がりました。

表は母の嫁入りの時の女紋が入っています。

蔦(つた)の紋です。

女紋とは

「母から娘、そして孫娘」へと伝えて行く。これは姓が変わっても女子が途絶えるまで継承される。 実家の紋(生家の紋)と混同や勘違いされやすいが、これはれっきとした母の紋である。

とのこと、私の紋もこの蔦の紋となります。

家の仏間の長押の釘隠しも蔦です。

新たな発見でした。


「マダムKプロジェクト」を始めました

2020年08月18日 | 日記

「マダムKプロジェクト」の正式名称は、「久郷幸代『着物リメイク』支援プロジェクト」です。

久郷幸代さんは、1995年  大阪北浜に「工房S」を開設するまでの10年間、北浜にあった「三越百貨店」で特設コーナーを持たれていました。また、フランスのパリではバイヤー専門のショーで、ヨーロッパのバイヤー達から「マダムKugo」と称され人気を博されたこともあります。染色から始めて、この道50年、数々の作品を残されてきました。ただ、残念ながら、足腰を痛められ、6月末日をもって、「工房S」を閉店することになりました。

久郷さんとの出会いは、事務所のある新井ビルのお隣の忠兵衛ビルの4階にあった「工房S」に、着物リメイクをお願いした時がはじまりです。

仕上がった上着は、丁寧な仕上がりで、技術と柄の配置などデザイン力の高さに驚かされました。着物の布地は、幅が狭く、デザイン力が問われます。

今、上着に合わせ、母の形見の着物もお願いし、出来上がってきました。

 

素敵に仕上げていただきました。

私のように、お手持ちの大切な着物をリメイクしたいと考えておられる方も多いと思います。是非、お勧めします。

閉店により、久郷さんが丁寧にこころを込めて縫い上げた沢山の作品が残されたままです。そこで、久郷幸代『着物リメイク』支援プロジェクトを立ち上げ、暮らし方研究会のサロンの一部をお借りして、展示販売協力をすることになりました。久郷さんが、心を込めてリメイクした洋服が捨て去られることに、心を痛めての決断です。

 

70%オフで販売しています。一点ものです。なくなり次第閉店となりますので、お早くお越しください。                       

事前予約制

携帯電話:新井律子(あらいのりこ) 090 1714 0524

暮らし方研究会 事務局 フリーダイヤル0120-11-6584(いい老後やし!)

【会場案内】

大阪市北区天満4丁目2番15号

吉岡ビル3階(1階が吉岡金物店です)

大阪市営地下鉄谷町線・堺筋線「南森町」駅、

JR東西線「大阪天満宮」駅から徒歩約7〜8分。

大阪市営地下鉄谷町線・京阪電鉄「天満橋駅」から徒歩約5〜6分。

・営業時間:午前10時〜午後5時30分

・休日:月、木、金、年末年始


床置きエアコンを設置

2020年06月25日 | 日記

梅雨の晴れ間にのぞく青空がまぶしく、夏を感じるこのごろです。

昨年の猛暑を思い、思い切ってエアコンを設置しました。

和室なので地板を大工さんに取り付けてもらい、電気屋さんに床下配管をお願いして、大工事になると予想していましたが、意外と簡単に設置できました。

配管のため、床下に開口を

畳の厚さの部材が用意されていました。

畳屋さんに切り欠きをお願いして、床置きエアコンを設置。

 

コンパクトです。

ただ、裏面の確認ができていなくて、ガラス面から裏が・・・。壁面に設置するのが通常です。

これでは、配管穴から虫が! 障子のガラス面からの見栄えも不細工です。

そこで、配管穴の隙間にパテをしてもらい、裏面はアクリル板を購入し貼り付けました。

 

これで、熱中症にもならず、快適に過ごせそうです!

 

 

 

 

 


灯り

2020年05月18日 | 日記

自宅の客間の照明器具のスイッチ紐が動かず、新しいペンダントをとりつけました。

以前から持っていた中村好文さんデザインの「PERA」です。

明るさが電球60ワット。いままでの明かりが蛍光灯サークルの60ワット。

三分の一の明るさです。暗いのではと悩みました。

イサムノグチさんデザインの「AKARI」40ワット電球を追加。

暗いですが、それなりの趣があります。今まで明るすぎる感覚に慣れすぎていたのかもしれません。

部屋の照度を確保することばかり考えて計画しがちです。

住宅の灯りは、その場所に必要な明るさの、居心地よい明かりを考えていきたいと思います。