昨日、心斎橋のカンディハウスのショールームにて「オーレ・イェンセンによる新作、OJシリーズプレゼンテーション」がありました。
「OJ」シリーズはルイスポールセン社がデンマーク人デザイナー、オーレ・イェンセンと共同で開発した新しい照明器具です。
この器具製作に関わったルイスポールセン社担当者と、オーレ・イェンセン氏から、完成するまでのお話をお聞きすることができました。
オーレ・イェンセン氏は陶磁器デザインを研究テーマとして学び、これまでロイヤルコペンハーゲン社と共同でティポットやカップソーサなど創作し、他にもゴムなど様々な素材を使った日用品など、数多くのデザインを手がけられている人気のデザイナーです。
黒いTシャツに黒いパンツで現れ、ざっくばらんで暖かというのが第一印象です。
会場の前には「OJ」シリーズのテーブルランプ・フロアランプ・ウォールランプが置かれています。
説明通り、こどもに「ランプの絵を描いてごらん」というと、おそらくこんな形になるのではと思われるほど、ナチュラルなデザインです。
始めて挑む照明デザイン、コードの形からはじまり、ランプシェード・ベースの形まで、完成まで数多くのモデルをご自身で作りながらこのデザインになったそうです。
「きのこ」の様なドーム型のシェード。エッジのフォルムと、そこから出る柔らかい光。テーブルランプの支柱の途中からでたコードは動物のしっぽの様です。
シンプルでナチュラル、さらにユーモラスでもあります。
オーレ・イェンセン氏の人柄でしょうか、とても楽しい時間を持つことができました。
この照明の日本発売は12月1日の予定との事、いろんなところで見ることができると思います。楽しみです。
http://www.louispoulsen.com/jp
http://www.arai-ksj.info/mono.htm