新井律子建築設計事務所のブログ
大阪・北浜で住宅の設計を中心に仕事をしています
 



5月27日(旧暦4月7日)、第2回土井敏久先生の「暮らしの味わい講座」に参加しました。

泉佐野・新井家住宅で来年三月までの一年間、毎月一回開催します。
今回のテーマは「鰹」。

一部は「食べ聞かせ時間」
□素材「鰹」
かつおには、初夏に食卓を賑わす初がつおと、秋には北太平洋で豊富な餌 を取り、南下してくる戻りかつおの二度の旬があります。また、鰹は家庭の料理としては馴染みが少ないですが、ビタミンB群・Dも豊富で、とくに血合い肉に含まれるビタミンB12は魚肉の中ではトップです。
□料理の基本は一番だし
「味くらべ」
1)土井の一番だし、2)A社の一番だし、3)こんぶ土居の本格一番だし、4)こんぶ土居の粉状にした昆布と鰹のだしを味くらべします。前回は全く当たりませんでしたが今回は全て当たりました。味覚が良くなったかな?A社の一番だしは皆さんすぐ解ったようです。

参考/「こんぶの土居」 http://www.konbudoi.info/main/index.html

二部は団らん味わいの時間

鰹のお弁当をいただきます。

壱の重
鰹のたたき
細巻き卵
三度豆のごま和え
鰹の角煮
ふきの信田煮
ラディシュの酢漬け
桜えびのかき揚げとグリーンアスパラの天ぷら

弐の重
えんどうごはん
香の物
プーサンのいちごプリン

鰹の赤出し

実を言うと、私は鰹が苦手でした。生臭く感じていました。
しかし、ここで出された「鰹のたたき」は、「お造り」というよりは「おかず」感覚で、生の赤い部分が少なく、しっかり味がついていておいしかったです。2・3時間寝かせたとのことでした。

角煮もおいしい!新しい発見です。どの料理もおいしくいただきました。

三部は「語り伝える時間」のお話

今回も「身土不二」というお話がありました。
最初に出された枝豆は近くの農家のからのもの、甘く、全く味が異なりたいへんおいしかったです。


泉州には魚、野菜など新鮮な食材が数多くあります。一杯食べて、食に関わる地元の方々を応援したいと感じました。

まさしく食を楽しむ「味わい講座」、今回も大変満足な一日となりました。

 

「第3回家庭料理研究家土井敏久先生の暮らしの味わい講座」は2012年6月17日(日曜日)です。

詳しくは
http://ameblo.jp/ajiwaikoza/

 

 

 



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5月19日(土)、知人から長谷寺で観音尊像の特別拝観をしていると知り、母と一緒に行ってきました。

 

四百段近い階段を昇らないと行けないのであきらめていましたが、駐車場から車で送ってもらう事ができました。
身の丈10m18cmの観音様の御足に触れて縁を結びます。多くの参拝者のため黒光りしています。周囲の壁面には四天王が守備し観音浄土の世界です。
母は大喜びです。参拝を終え外に出ると、正午を知らせる鐘と法螺貝が鐘楼から響き渡ります。

 
http://www.hasedera.or.jp/

昼食は、近くの千寿亭で三輪素麺をいただきました。美味です。


5月20日まで浄瑠璃寺で吉祥天女像が秘仏開扉されているとの事で浄瑠璃寺に向かいました。
http://homepage2.nifty.com/ashibinomise/joururizi.htm

向かう途中に長岳寺に立ち寄りました。ここもすばらしいお寺です。

 
http://www.chogakuji.or.jp/
中尊の阿弥陀如来及び両脇侍の観世音菩薩、勢至菩薩の三尊がこのお寺の本尊です。只、門からの参道に母は疲れた様子で、浄瑠璃寺はあきらめ、黄色の花菖蒲が咲き誇っている不退寺に向かいました。

 

別名業平寺、在原業平が開いたお寺です。四季を通じて美しい花が見られるお寺さんとしても有名です。
ここの仏像は大きくリボンを着けた観音像、全身胡粉地の上に極彩色の花紋装飾が施されています。
http://www3.kcn.ne.jp/~futaiji/

仏像とお寺とおいしい食事、楽しい一日でした。



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土曜日、三室戸寺のツツジを見に行きました。第二京阪道路ができたので自宅から宇治方面には一時間ちょっとで行く事ができます。以前とは大違いです。
三室戸寺は西国観音霊場第10番札所で、本山修験宗の別格本山です。 約1200年前(宝亀元年)、光仁天皇の勅願により、三室戸寺の奥、岩淵より出現された千手観音菩薩を御本尊として創建されました。「あじさい寺」でも親しまれています。http://www.mimurotoji.com/
門を入ると見事にツツジが満開です。

 

 

本堂まで階段を上ります。途中のシャクナゲが華麗に花をつけています。

 「かんざし」のように愛らしい!

 本堂にはたくさんの人がお参りにきていました。

次に以前、平等院にきたときに時間がなく拝観できなかった「萬福寺」へ

黄檗山萬福寺は1661年に中国僧隠元隆(いんげんりゅうき)禅師によって開創されたお寺です。

http://www.obakusan.or.jp/

総門をくぐってしばらく行くと、眼前にそびえる大きな三門(さんもん)が現れます。

天王殿(てんのうでん)では、弥勒菩薩(布袋)の他、四天王、韋駄天が祀られています。

 

僧侶が食事をするところである斎堂(さいどう)の前には、魚の形をした「かいぱん」という時を報せる法具が吊るされています。

 かいぱん   

年を重ねると古いお寺や仏像に興味が沸いてきます。また季節の花は心を優しくしてくれます。

 



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ゴールデンウィークは暦通りにお休みしました。

ただ5月4日午前中は打ち合わせがあり、その帰り天満宮で降りて川沿いを歩いて北浜の事務所へ。

お昼の食事するところを探していると、蔵を改造したレストランがあり興味津々で入っていきました。

 

お店の名は「イオリ」、元は洋カラシ屋の蔵だったそうです。素敵な心地よい雰囲気です。スパゲティランチを注文。

 

ゆっくり食後のコーヒーをいただき、大変満足です。

中之島のバラ園では、いろんな催しがおこなわれていて大変賑やかです。

 

ライオン橋を渡って事務所のある新井ビルへ。

 

休日の北浜は大好きです。

 



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4月29日(旧暦3月9日)、「家庭料理家土井敏久先生の暮らしの味わい講座」に参加しました。

泉佐野・新井家住宅で来年三月までの一年間、毎月一回開催するそうです。
今回のテーマは「筍」。
土井敏久先生は土井勝氏の長男として生まれ、ご両親が築き上げた家庭料理を基本とし、先人の知恵・おふくろの味を継承し、家庭料理に関しては日本の第一人者として活躍されています。


一部は「食べ聞かせ時間」
□桜前線と筍前線
桜前線より一週間~10日遅れでやってくるのが筍前線です。
□春野菜の効用
「たけのこ」にはコリンが含まれていて、この成分の興奮作用が冬の眠っている体をスッキリ起こしてくれるといわれています。
いろいろ勉強になります。
□「味くらべ」
産地の異なる筍を味くらべ


大阪・徳島・九州・京都のゆでた筍を味わいましたが、なかなか当たりません。
次に、鰹の一番だしと鮭の一番だしの違いを味くらべ。
これはなんとか当たりました。

二部は団らん味わいの時間

筍のお弁当をいただきます。


壱の重
筍の姫皮とイカのウニ和え
筍の梅干し煮
ふきの青煮
鯛の木の芽焼き
豚ロースの西京みそ漬け焼き
筍とサーモンの挟み揚げ
ふきのとうの天ぷら
弐の重
筍ごはん
香の物
甘味・旬果聚豆(丹波篠山の黒豆を使ったデザート)

盛り付けも美しく、どれもおいしくいただきました。

三部は「語り伝える時間」のお話

「身土不二」という言葉があります。人間の身体は住んでいる風土や環境と密接に関係していて、その土地の自然に適応した旬の作物を育て、食べることで健康に生きられるという考え方です。
また、旬は旧暦が目安となります。お雛祭りといえば「はまぐり」新暦の三月三日ではなく、旧暦の時期が食べ頃です。
お料理は「食べるひと」「作るひと」人が主役。たかが食べ物されど食べ物。


まさしく食を楽しむ「味わい講座」、大変満足な一日となりました。



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