新井律子建築設計事務所のブログ

大阪・北浜で住宅の設計を中心に仕事をしています

暮らし方研究会第137回「リ・ライフ」セミナーのご案内

2013年05月16日 | お知らせ

暮らし方研究会からのお知らせです。
参加ご希望の方は6月24日(月)までにお申し込みください。  
----------------------------------------------------------------------
=========◆ 第137回「リ・ライフ」セミナー ◆===========
              「とんちの一休禅師の軌跡に学ぶ…」
----------------------------------------------------------------------
            
【テーマとポイント】          
今回は、枚方市の東、京田辺市の西に位置し、なだらかな丘陵地に寄り添い、住宅が点在する
静かな田園地帯に佇む、臨済宗大徳寺派霊端山酬恩庵一休寺を訪れます。         
【日   時】  6月29日(土) 午後1時30分~5時00分まで
【参加費用】  大人(中学生以上)500円

詳しくは ホームページ http://www.kurashikata.gr.jp/ の What's New から
《第137回「リ・ライフ」セミナー、参加者募集中!》 をご覧ください。

■お申し込み・お問い合わせ先
暮らし方研究会
〒530-0043大阪市北区天満4丁目2番15号 吉岡ビル3F
フリーダイヤル:0120-11-6584 ・ FAX 06-6356-7225
Email ask@kurashikata.gr.jp
http://blog.goo.ne.jp/reform-pronet


連休を堺で

2013年05月07日 | 日記

連休中は人混みを避けて近場で楽しみました。

5日、日曜日、堺に行きました。まずは国の重要文化財「山口家住宅」へ。いままで知らなかったですが、平成21年から「堺市立町家歴史館 山口家住宅」として公開しているとのことです。
山口家住宅の主屋(おもや)は、慶長20年(1615)の大坂夏の陣の戦火により市街地が全焼した直後に建てられた、国内でも現存する数少ない江戸時代初期の町家のひとつとして重要文化財に指定されています。中にはいると観光ボランティアさんが居られ詳しく説明していただきました。

   
土間には、梁(はり)と束・貫で構成する和小屋が組まれ、壮大な空間を作っています。圧巻です。

かまど・流し・水屋の食器など伝統的な堺の町家暮らしをも感じることが出来きました。

  
こどもの日、堺の伝統産業である端午の節句飾りが飾られていました。手描きの「鯉のぼり」です。

 利休さんと与謝野晶子さんのお人形が仲良く並んでいます。

堺の宿院、千利休の屋敷跡の南にある元禄8(1695)年創業の老舗そば店「ちく満」で昼食。待った甲斐がありました。おいしく頂きました。
浅香山浄水場「ツツジの通り抜け」へ。
「緑道のつつじ」が満開です。浄水場の樹齢70年を越えるつつじ約500本と、新しく植えられたつつじ約2000本が約600メートルにわたって楽しめます。

 
3時にかん袋に向かいます。「ちく満」でもそうだったですが、ここでも行列が出来ています。かん袋は、鎌倉時代末期、元徳元年(1329年)に和泉屋徳兵衛が和泉屋という商号で御餅司の店を開いたのが始まりです。「氷くるみ餅」をいただきました。
最後に「堺刃物ミュージアム」で堺の匠の技を見て帰りました。楽しい一日でした。


第136回 暮らし方研究会セミナー「手塚治虫 少年時代の夢を追って… 」に参加

2013年05月02日 | 暮らし方研究会セミナー

 今回は宝塚歌劇で有名な宝塚を訪れました。手塚治虫さんの少年時代ゆかりの地を巡る旅です。氏は5歳から24歳まで、この宝塚で暮らしていました。案内は、千吉稲荷世話人会会員の南 聰さんにお願いしました。
  まずは、阪急宝塚駅に集合後、当時火事が多発したため火伏として祀られた「千吉稲荷神社」こと「猫神社」を訪ねました。この神社一帯の森には昆虫が多く生息し、少年少女たちの昆虫採集の場として人気があり、氏も昆虫採集の森として夢中になっていたそうです。田んぼのあぜ道を通り、神社に向かいます。あぜ道沿いにある植物、「これで小さい頃、かえる釣りをした」と…。えっ!さすが!暮らし方研究会の熟年会員さんの想い出でした。

  

  神社入り口には昨年、生誕80周年を記念して千吉稲荷世話人会により建立された「手塚治虫昆虫採取の森」記念碑が建っています。
  続いて、宝塚の名前の由来となった?「宝の塚」の碑を巡り、氏が「ここからの風景が一番好きだった」と語られた「蛇神社」に向かいました。

 

立派なイチョウの木がそびえ立っています。蝶や甲虫の新種を見つけるのに夢中だったという「瓢箪池」を通り、大きな楠が目印の「旧手塚治虫邸跡」に至ります。近隣には宝塚歌劇団の寮「歌劇長屋」があり交流もあったとか…。

 「旧手塚治虫邸跡」
  次に、地元の氏神さまである「川面皇太神社」から「川面神社」へと…。「川面神社」は織田信長と荒木村重との戦いで荒廃した神社を豊臣秀吉の命により復興されたと伝えられています。
  最後は、「宝塚ガーデンフィールド」を経由して「宝塚市立手塚治虫記念館」を見学しました。

  

記念館に入ると「アトム」に迎えられ、一緒に記念撮影です。館内は館長さんにご案内いただきました。運良く大阪芸術大学キャラクター造形学科と手塚プロダクションの共同制作アニメ「ガロン」が上映されていました。破壊できる能力を秘めたロボット「ガロン」。心臓に当たる部分には、子供大のピックと呼ばれる生物が入ることで正常に作動します。このピックがいないと鬼神と化してすべてを破壊し尽くす。考えさせられるストーリー展開でした。
  氏が幼少時代から母に連れられ通ったと言われる「宝塚歌劇場」で解散です。学生時代には歌劇団の機関誌に漫画を描いていた縁で着想を得た、「リボンの騎士」を発表し少女漫画の草分けとなったお話は余にも有名です。
  立ち寄る処が多かったのですが、手塚少年が日常的に行動した範囲内をワクワク心を時めかせながら童心に帰って散策を楽しみました…。

手塚治虫記念館コラムhttp://tezukaosamu.net/jp/mushi/201107/column.html