日曜日、奈良に行ってきました。西大寺から秋篠寺へ、最後に霊山寺を訪れました。
西大寺は、東の東大寺に対する西の大寺として、称徳天皇の勅願により天平神護元年(765年)に創建された真言律宗の総本山です。
大茶盛 本堂
西大寺では秋の大茶盛式が行われていました。直径約30cm、重さ約7kgの大茶碗と、長さ35cmの大茶筌を用いて茶会が行われます。
茶会には参加せず、本堂で釈迦如来立像・木造興正菩薩坐像、四王堂で十一面観音立像を見せていただき、秋篠寺に向かいました。
秋篠寺南門をくぐり金堂跡の苔庭を見ながら本尊の薬師如来座像等が祭られている本堂へ。
秋篠寺で最も人気があるのは伎芸天です。伎芸天はその名のとおり芸能を司る女神ですが、秋篠寺の説明によると日本唯一の伎芸天像(重要文化財)との事。
秋篠寺の「東門」から出ると、「八所御霊(はっしょごりょう)神社」ではお祭りが行われていました。
御輿が止まっていて境内では獅子舞が舞われています。悪魔払いの意味もあって子供達が順番に頭を噛んでもらいます。なんだか楽しい!
最後に奈良市の富雄にあるバラの名所「霊山寺(りょうせんじ)」へ。
本尊の秘仏薬師如来、極彩色四天王などの秘仏宝物の公開は10月22日~11月13日までとのことで少し残念でしたが気持ちの良いお寺です。
帰りにバラ園でばらのアイスクリームがとても美しくしかもおいしく、満足して帰途につきました。