新井律子建築設計事務所のブログ
大阪・北浜で住宅の設計を中心に仕事をしています
 



高齢の母を三か月に一度、今津にある目医者さんに連れて行きます。

5月27日、その帰り、神戸動物王国に行きました。

この動物園は高齢者に優しく、駐車場の空きがありませんでしたが、高齢者ということでスペースを空けていただきました。65歳以上割引、私も嬉しいです。‼

まずは、ドッグパフォーマンスショーで本場ニュージーランドの羊飼いによるシープドッグパフォーマンスと、元気いっぱいフリスビードッグパフォーマンスを観覧。 

賢い、思わず、拍手‼ 

次に「アクアバレー」エリアでは「ペンギンおやつタイム」

 

カピバラが、たくさんの子供たちから餌をもらつています。少し太り気味、お互い気を付けましょう!

「熱帯の森」エリア

ミナミコアリクイさん、落ちないで!

ワタボウシタマリン、おじさん顔です。

ベニコンゴウインコ、きれいな色をしています。

外に出て

「ホースライド」乗馬体験(引き馬)ができるライドコーナーがありました。

ポニー300円、馬500円、ラクダ800円、有料ですがたくさん並んでします。

母もお気に入りで  座ってずいぶん長く見て楽しんでいました。

最後に「アジアの森」ではレッサートークが始まりました。

レッサーパンダたちにスタッフが給餌をしながら、生態の説明をして、楽しみながらレッサーのことを知ることが出来ます。

餌は「りんご」でした。

ここでは、自然の中にいるような感覚になるだけではなく、動物たちの野生味をより身近に感じることが出来る為に、通路と展示エリアの間には、ガラスや柵などの隔たりの替わりに水の流れる堀を設けることで、景観を損ねることなく動物たちを見る事ができる「ウォーターモート方式」を採用しています。

動物は、子供だけでなく、みんなに安らぎと元気を与えてくれます。

高齢者も意外と多かったです。母は少し疲れたようでしたが、無理をしても歩いてもらう方が良いと思っています。

それに動物好きで、楽しんでいたのが何よりです。


 

 

 



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構造材の生け捕りです。柱は45センチ角、大梁は50センチ×60センチの大きさです。

大黒柱を生け捕りました。

残念ながら、シロアリ被害を受けて中が空洞化しています。以前に芯材を入れて補修しています。

 

切り取り後は、機械であっけなく土埃をあげ崩れ落ちました。

4月16日、母屋の解体は無事完了しました。ご近所の皆様には土埃でご迷惑をお掛けしました。

これは45センチ角の柱です。工務店の作業場に持ち帰ります。

寂しさが残りますが、切り取られた部材で、来年三月完成予定の資料館で復活します。

全体の解体は5月中旬に終了したとのことです。この写真は5月24日に打ち合わせの時に撮影しました。広い!



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3月13日から解体工事が始まりました。

3月25日撮影。

座敷・床の間の屋久杉の天井板は貴重で、丁寧に外してもらって保管します。

取り壊しまでわかりませんでしたが、荷物を出した土間の隅にある女中部屋の内部です。壁一面に雑誌の切り抜きが貼られています。お嫁さんの写真、憧れていたのだと思います。なんだか切ないです!今の当主さんが生まれた時には、女中さんは居なかったとお聞きしました。

3月31日撮影。屋根の薄い板は今のルーフィングです。トントン板とも言われていました。

「竃さんが5つ」大所帯です。

 差し鴨居・長柄鼻栓が凛々しいです。

4月6日は構造材の切り取りを行いました。大梁・柱・差し鴨居など資料館に利用します。民家解体の経験のある大工さんで、手慣れたものでした。

 

大量の木材です。

大きな梁と柱。仕口も複雑です。

 

 



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大西家住宅の解体が、3月から始まりました。

解体前に、建物と井戸とお稲荷さんのお祓いを神主さんにお願いしました。解体前のお祓いは工事の安全祈願の他、長く住んだ家や土地に感謝するために是非行うのが良いと思います。

また、庭の灯篭や敷石と手水鉢を今回建てる資料館の外構に使いたいので、生け捕りを暮らし方研究会会員の江夏庭苑事務所にお願いしました。

沢山の石灯篭がありましたが、この形は珍しいです。

 

石の移動・設置は重いので、ひと苦労です。お疲れ様でした。

 

 



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3月4日、暮らし方研究会で 『豪農の屋敷に往時を偲ぶ…』をテーマに大西家住宅の見学会がありました。


玄関先には節句の桃の花がお出迎えです。
研究会代表理事から「会の説明と大西家との出会い」、私からはご相談を受けてから結論に至るまでの経緯を説明させていただきました。


ご当主の大西孝之介さんは「本家屋は明治20~30年代に高祖父・大西嘉兵衛が建築しました。昭和63年まで居住していましたが、それ以降は空き家の状態で、建物の一部を改築し蔵の取り壊しを経て今に至っています。栂材メインの普請で構造材や建築材は今や入手困難とさえ言われており、一部に古材を使用した小さな資料館を建築する予定です。」と計画を述べておられました。

弟さんの大西雄之介さんも「私たち兄弟の曾祖父は先進的な農業手法を取り入れたり、当時暴れ川であった神崎川の治水に努力を傾注したりと、村のために尽力した新進気鋭の人物であったようです。」と想いを述べられておられました。
残念ながらこの建物を調査された井上先生はご出張で、今回はお話をお伺いできませんでしたが、見学会前日には「大西家住宅主屋について」の調査資料を送っていただけました。

玄関土間に展示されていた「大正3年の家相図」については、研究会会員の南さんがその内容について詳しい概要を説明していただけました。

大西家の皆さんには見学会開催のために「明治17年一津屋村耕地詳細図」の展示など、ご家族ご親戚総動員で清掃や片付けを率先いただきました。心からお礼を申し上げます。
この豪農の屋敷の見学については、摂津市においても広く一般にもお声をかけられ、午前・午後の2部制で200人あまりの見学者をお迎えすることになりました。皆さん異口同音に「壊すのは、もったいない!」と叫んでおられましたが、解体直前の建物を見学し、当時の建築技法や往時の暮らしを偲ぶに十分な一日でした。



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