新井ビルの社長である新井真一氏が1月9日、97歳の天寿を全うされ、2月27日、、「お別れの会」がビルの1階にある「五感」さんでとり行われました。、
五感の浅田社長は送る言葉で、「狭い場所で手作りの会場となりますが、新井社長の出会いに感謝し、是非、ここでさせて欲しいとお願いした。」とその想いを述べられました。
会場は2階、1階にもたくさんの方々が参会され延べ150名にものぼりました。
2階と1階に設置されたテレビから新井真一氏の幼い頃から亡くなられる寸前の写真が、お嬢さんのピアノ演奏とともに流れます。
また、食道癌と宣告され入院された時の短歌が紹介されました。
「遠くにて だんじり太鼓の音すなり ガンの告知を吾は受けおり」
奇跡的に回復され
「一滴の 水通りたり 吾がいのち これにつながる 一滴の水」
送る言葉のあと、参会された方々により、お好きだったバラが献花され、お好きだった歌「昴」をコーラスの方とともに合唱しました。
長男である新井健一氏からお礼のご挨拶があり散会となりました。
五感のお菓子とインタビュー記事のコピーを頂きました。「『テーマの鬼』が太郎に賭けた」という万博の事務総長をされていた時のインタビューを97歳の誕生日を迎えられたすぐ後に受けられました。そのときの内容記事です。
http://taro100.jp/#/interview
岡本太郎さんとの出会い、「人類の進歩と調和」のテーマに沿って奔走されたいきさつなど、大変楽しく読ませていただきました。また、真一氏の偉大さを実感いたしました。こういう方と出会え、碁を教えていただいた事に感謝です。
この写真は2011/08/01 新井ビル改修お披露目会の時の写真です。お元気でした。