新井律子建築設計事務所のブログ
大阪・北浜で住宅の設計を中心に仕事をしています
 



10月28日(旧暦9月14日)、「第7回家庭料理家土井敏久先生の暮らしの味わい講座」に参加しました。

来年三月までの一年間、毎月一回開催します。
今回のテーマは「新米と雑穀」。

一部は「食べ聞かせ時間」
講師である土井敏久さんからのお話が始まりました。
毎回、講義内容や作り方の入った冊子を頂きます。


○「新米と雑穀」
ごはんを中心とした日本型食生活は、世界一栄養バランスが良いと言われています。
パンなどは油分のある料理には合いますが、ごはんはどんな惣菜にもマッチします。
しかし、ごはんと一緒に野菜・肉・卵・魚など自分の好みではなくバランス良く取ることも必要です。

○一合
一合は約6,500粒。
洗い米と水を同量で炊くとおいしいとの事、電気釜のメモりに頼るのではなくいろいろ試してみるのも良さそうです。
○味くらべ


新米+雑穀(A社、B社、C社)
新米ごはん
新米+押し麦ごはん
新米+もち麦ご飯
それぞれ味くらべします。はじめての食感です。

二部は団らん味わいの時間
お弁当をいただきます。


ロ賞味メニユー
『ごはんでいっぱい』
<壱の重>
 焼き松茸の菊和え
 しめ鯖の翁和え
 海老のらくがん
 魚の柚香焼き
 かぶとつくねの煮物
 栗と豚肉の煮物
<弐の重>
 十六穀米の栗ごはん
 香の物
きのこのお吸い物
八宝粥(デザート)

白米しか食べていない私ですが、雑穀は大変体によさそうです。おみやげにサンプルを頂きましたので楽しんでみます。
まさしく食を楽しむ「味わい講座」、毎回勉強になります。

「第8回家庭料理研究家土井敏久先生の暮らしの味わい講座は2012年11月18日(日曜日)です。テーマは「黒豆」です。
お申し込みは「エムエムアイ」へ http://ameblo.jp/ajiwaikoza/



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昨日、大阪・高島屋で開催されている「バーナード・リーチ展」に行ってきました。
10月22日(月)まで開催されています。
http://www.takashimaya.co.jp/store/special/mingei/bernard.html
以前、アサヒビール大山崎山荘美術館でバーナード・リーチの陶板を見て大変興味を持っていました。
日本を愛し、日本に愛された、英国の陶芸家バーナード・リーチ(1887-1979)の生誕125年を記念する展覧会です。
香港に生まれ、幼児期を日本で過ごしたリーチは、たびたび来日し、益子(栃木県)や出雲(島根県)、小鹿田(大分県)など各地の窯を巡り、職人たちに惜しみなく技やデザインを教え、自らも優れた作品を残しています。リーチが目指した「東洋と西洋の美の融合」は、近代日本の陶芸が進むべきひとつの指標となりました。
絵がすばらしいです。陶器だけでなく、額装・掛け軸のしつらえが素敵です。
日本橋高島屋で1934年に展示した「リーチ考案による書斎」が再現されていました。 
また同時開催の「民藝展」も楽しかったです。
おさいふと相談して購入した湯飲みです。

大きい方はこれからおいしい「ほうじ茶」がいただけるかな?と思い購入しました。小さい方はお客様用。
益子焼です。民藝運動の中心人物、濱田庄司が生涯の作陶の地とした益子です。
1923年、柳宗悦は、濱田庄司、河井寛次郎らとともに、いわゆる「民藝運動」を展開しました。当時の美術界ではほとんど無視されていた日本各地の日常雑器、日用品など、無名の工人による民衆的工芸品の中に真の美を見出し、これを世に広く紹介する活動に尽力しました。
「民藝運動」を展開した柳宗悦さん・河井寛次郎さん・濱田庄司さんの作品、みんなみんな大好きです。
欲しいものがたくさんありました。
倉敷帆布の鞄、出西窯のブルーのお皿、南部鉄器のお洒落でシンプルな小さいフライパン、丸亀のうちわなど見てるだけで楽しいです。
http://www.takashimaya.co.jp/store/special/mingei/mingei01.html
これから、好きなもの、少しずつ増やしていければと思います。



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三好市では9月30~10月31日の約1か月間を祖谷平家まつり月間とし、様々なイベントを開催されています。
重末(しげすえ)八幡神社では毎年10月1日、五穀豊穣、氏子安寧を願って、獅子太鼓奉納、御輿渡御が行われます。
祖谷渓出身の案内人、井居さんの厚意により、秋祭りに参加し、皆で楽しくワッショイ!とお神輿を担ぎました。
階段をのぼり、八幡神社に到着。中に入り席につくと、お弁当とお神酒での振舞いをうけました。

  
朝から三食目です。私をこれ以上太らせてどうするの?地域の皆さんと一緒にいただきます。
男性陣は神輿を担ぐため白の紋付袴と足袋を、おのおの身につけます。天狗装束と白装束になった6名は中々の「いでたち」です。御祓いを受け、いざ出発です。

  
平均年齢60歳以上の面々、大丈夫でしょうか?

神社の境内を出て鳥居の階段を下り数百メートル離れた御旅所まで担いで行きます

   

がんばれ!我が会長、足が縺れていますよ!御旅所で一旦神輿を下ろして、ほっと一息。

お神酒を頂き、衣装を身につけた可愛い子供達の太鼓や鉦の音に合わせて二体の獅子が舞踊ります。

神社に御輿を担ぎ戻ります。、

最後まで担ぎ切りました。さすが団塊の世代!神社にもどり、獅子太鼓奉納をし、神輿を戻します。


真ん中で指揮者のようにかけ声をあげているのが教育長の杉本さんです。児童の数が減少し獅子太鼓の後継者を継承するため「八幡獅子太鼓こども教室」で伝承活動をされています。皆さんの集落をあげてこの歴史と文化を守っていこうとする意気込みが感じられます。
どうぞこのすばらしい文化を守り続けてください!
お別れの時が来ました。
お祭りの最中にも関わらず、皆さん集会場に戻ってくださり、いつまでもいつまでも見えなくなるまで手を振って、見送ってくださいました。テレビ番組「世界ウルルン滞在記」みたいです。熱い思いがこみ上げてきます。泣きそう!
最初から最後までお世話になった石川さん、文化の継承にがんばっている杉本教育長さん、蕎麦・こんにゃく体験でお世話になった下村夫妻、石川さんの奥様を始め郷土料理を用意していただいた奥様方、そして、暖かく迎えてくださった地域のたくさんの皆さん、本当にありがとうございました。
本当に良い経験をさせていただきました。皆さんの温かいおもてなしに感謝します。

おわり



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重末集会場から歩いて10分、所々にあるぜんまい畑を見ながら会場に着きました。下村さん宅です。

 

雨でブルーシートが掛けられ、そばの花がいけられています。準備やらあれこれ考えて3日前から寝不足になっていると言う下村さんが先生です。小麦粉二割、そば粉八割の祖谷そばをつくります。

 水を少しずつ入れながら混ぜていきます。

   陶芸をされているケイコさん、さすがに練り方はプロ並みです。

   

練ったそばを麺棒で伸ばし細く切っていきます。
  大鍋で茹で出来上がりです。

出来上がったそばをいただきます。奥様手作りの蒟蒻も並べられています。おいしいです。デザートに奥様お手製のヨモギ餅も頂きました。美味!思わず一つお土産に・・・。

 

奥様からお土産用の蒟蒻づくりを学びます。こんな風につくるのだ!

 
残ったそばもお土産に頂きました。下村夫妻の心のこもった「おもてなし」に感謝、感謝です。

 記念撮影をして、おみやげをたくさん持って重末集会場へ帰ります。

皆さん笑顔一杯、満足げです。
いよいよ、重末集会場近くの八幡神社のお祭りに参加します。

つづく



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重末集会場では地元の皆さんが笑顔で出迎えてくれました。
部屋に入るとご馳走が机に所狭しと並べられています。まちおこしをしようと活動している西祖谷山村の元村教育長、杉本孝司さんがテレビの前でなにやら悪戦苦闘しています。

 
どうやらパソコンとテレビが接続できなくて困っているようです。いろいろ試行錯誤しましたが駄目でした。
映像はあきらめてお話が始まりました。文化財・伝統文化保存の取り組み、風習・習慣、からくり襖などなど、西祖谷山村の伝統文化についてお話を聞かせていただきました。
映像が見られなくて残念です。杉本教育長も残念そうです。しかし、帰りにそのデータが保存されたCDをいただきました。
ありがとうございました。
話が終わる頃、石川さんが「魚が焼けた」と声がかかります。
集会場へ移動。串に刺したアマゴが食べ頃です。

 
早速頂きます。一本、二本、三本まで頂いた方も・・・。この後のたくさんのご馳走食べられるかな?
そこではからくり襖も展示されていました。
寝室となる部屋へ戻ります。
ご馳走は、お刺身・鰹のたたき・手作り蒟蒻・腰から下に落としても崩れないというお豆腐・味噌味のじゃがいも・ぜんまい煮、どれもおいしそうです。

 

 
料理をつくっていただいたお母さん達も一緒に食します。
カラオケ好きの地域の方々との交流会(宴会?)が始まりました。石川さんの「そっとおやすみ」の歌声、素敵でした。


外は真っ暗、残念ながら曇っていて星は見えません。晴れていたら満天の星でしょう。今日はお月見、満月も見たかった!
明日は晴れますように!
翌日、雨。しかし山々に霧がかった風景も良い物です。素敵です。

  
朝食はそば雑炊をいただきました。おいしかったです。

これからの予定は、そば打ち・蒟蒻づくり・お祭り参加盛りだくさんです。
つづく



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