新井律子建築設計事務所のブログ
大阪・北浜で住宅の設計を中心に仕事をしています
 



6月17日(旧暦4月28日)、「第3回家庭料理家土井敏久先生の暮らしの味わい講座」に参加しました。

今回のテーマは「鮎」。

一部は「食べ聞かせ時間」
□素材「鮎」
琵琶湖産のアユはかっては全国放流量の7割以上を占めていましたが、近年になり冷水病の深刻な実態が解ってからはその量と割合が急激に減っており、それに代わって養殖産の放流が急増し全放流量の半分以上を占めるまでになっています。
琵琶湖の鮎は、春に川を遡上して石の藻を食べ大きくなる「大アユ」と、夏の間も湖に留まり秋になって川にのぼり産卵する「コアユ」とがいます。
□豆乳
「味くらべ」

前田豆腐店「まぼろし」の豆乳、某メーカーの無調整豆乳、粉浜の豆腐店の豆乳を味くらべします。
[a]はさらさらで水っぽい
[b]は濃厚
[c]はその中間だが甘さが際だつ
ヒントもいただき、前田豆腐店「まぼろし」の豆乳が[c]、某メーカーの無調整豆乳が[a]、小浜の豆腐店の豆乳が[b]で、当たりました。
某メーカーの無調整豆乳はすぐ解りました。

二部は団らん味わいの時間
鮎のお弁当をいただきます。

壱の重
冷や奴
鮎の南蛮漬け
鶏ささみの青じそ巻き焼き
豚肉の梅干し煮
なすの田舎煮
南瓜のそぼろ煮

弐の重
鮎の山椒煮
ごはん
香の物

えび団子の吸い物

鮎とを言うと、塩焼きしか頭にありませんでした。
滋賀県から来られたMさん「鮎といえば、コアユを佃煮でいただくことが多く、山椒の入ったものは小さな頃からの大好物です」と・・・。
そう言えば「近江今津」に行った帰りにコアユの佃煮を買って帰りました。

おいしくいただきました。

最後に、主催者である有限会社エムエムアイの松本圭介さんから「食の安全」についてのお話をお聞きしました。

農薬野菜・水・加工食品など「食の危険」が潜んでいるものがあります。言われるように昔は「アトピー」はあまり聞きませんでした。せいぜい「そば」「青魚」などによる「じんましん」程度でした。いままであまり深刻に考えていませんでしたが、「食の安全性」に注意する必要がありそうです。

毎回いただく家族へのおみやげ「コアユを佃煮」をいただいて帰りました。

まさしく食を楽しむ「味わい講座」、今回も大変満足な一日となりました。

「第4回家庭料理研究家土井敏久先生の暮らしの味わい講座は2012年7月22日(日曜日)です。テーマは「牛肉」です。
お申し込みは「エムエムアイ」へ http://ameblo.jp/ajiwaikoza/

前田豆腐店 http://tofu-maeda.com/

 



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土曜日、岸和田だんじり会館に行ってきました。訪れるのは始めてです。

岸和田城近くにあり、ただ見るだけでなく、最新の映像と音響による再現で、祭りそのものが体験できます。また、古来の資料と記録の収集により、祭りの情報交換と歴史研究の場としても活用できる施設です。
岸和田のだんじりは、宮入りをする岸城神社が高校の隣にあって、高校時代は毎年行っていましたが、あまりに有名になって今は人 人 人、尻込みしてテレビで見ています。
だんじり開館のだんじりの映像、迫力があります。だんじりが曲がり角で一気に方向転換する「やりまわし」を決めると、沿道からは大きな歓声が上がります。 まるで先日のサッカーでゴールを決めた時のようです。気持ちが熱くなります。岸和田の人の熱狂ぶりがわかります。

このだんじりは、かつて五軒屋町で曳行されていたもので、現存する岸和田型最古のだんじりとして知られています。制作は彫物や、だんじりの形態から、文化・文政年間(1804~1829)につくられたと推定されています。
構造的な特徴としては、木製の車軸や、大屋根が上下に動く「からくり」などがあげられますが、いづれも近代のだんじりには無い、江戸期のだんじりの特徴がはっきりと示されています。

3階ではだんじり大工と彫物師の匠を紹介しています。すばらしい!

  
ジオラマ 「いにしえの祭」

 
約300年の歴史を持つだんじり祭には、今日でも伝統芸能がしっかりと息づいています。
当時の町衆の祭りにかける気迫と情熱が伝わってきます。

私のように楽してだんじりを体験したい人は是非行ってみてください。ただし岸和田祭りで目の前で見る方がずっと迫力があると思いますが・・・。

http://www.city.kishiwada.osaka.jp/soshiki/36/danjiri-kaikan.html



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土曜日、岩崎久子さんからご案内いただいて、事務所の近くにある「山木美術」さんに行ってきました。

岩崎さんの作品のキャンディボックスは事務所に置いています。
岩崎さんの家具は木の個性や生命感を大切にしながらも、むしろ都会的な空間に呼応しうる洗練された美しさを追求しています。
チーク・ウォールナット・黒檀を使った家具は、繊細だが存在感のある作品でした。
また、扇田克也さんの作品はガラスのカケラを詰めて、型ごと焼成して溶かすことにより生まれる不思議な温かみのあるガラスのオブジェです。光を通した作品は微妙に色合いが変化し、気持ちが穏やかになります。
是非、行ってみてください。

「岩崎久子・扇田克也二人展」は6月8日(金) まで開催しています。

工房. GEANGO. 岩 崎 久 子. IWASAKI HISAKO http://www.geango.com/
山木美術 http://www.h2.dion.ne.jp/~yamakig/



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