新井律子建築設計事務所のブログ
大阪・北浜で住宅の設計を中心に仕事をしています
 



11月22日(金)三休橋筋 まち歩きに参加しました。
10時、大阪市中央公会堂に集合、栴檀の木橋を渡り吉田理容所見学、三休橋筋中心に適塾・愛珠幼稚園・旧八木通商ビル・旧大中証券ビル・浪速教会・芝川ビル・船場ビルディングを巡り、最後に綿業会館の内部を見学・ランチ、約三時間の街歩きです。

 

青い「はっぴ」の案内人は、森山さんと篠原さん。よろしくお願いします。

  栴檀の木橋
   
昨年9月、台風により倒れて撤去されたセンダンの木が、大阪市信用金庫の寄付により新たに植えられました。
  昭和5年開業の「吉田理容所」
2代目当主の吉田金吾さんから説明を受けました。お店には開業当初のままのドイツ製鏡が並びレトロな雰囲気を醸し出しています。当時の散髪代は安いお店では25銭でしたが、吉田理容所は1円、財界人や文楽、歌舞伎関係の顧客が多かったそうです。
  「適塾」は耐震改修工事のため休館でした。
  「愛珠幼稚園」明治13年開園、現存する幼稚園としては日本でも2番目に古い歴史をもつ。民間の手によって建てられた幼稚園としては日本最古となっているとの事。
 「旧八木通商ビル」外壁を曳き家で保存活用したマンションに生まれ変わりました。
  「旧大中証券ビル」・「浪速教会」
 「芝川ビル」   「 船場ビルディング」
  「綿業会館」
会館の方にご案内いただきました。東洋紡績専務取締役・岡常夫の遺族から贈られた100万円と関係業界からの寄付50万円、合わせて150万円(現在の75億円に相当)を基に、1931年12月日本綿業倶楽部の施設として建設されたそうです。設計は渡辺節らによりなされました。   岡常夫の像

  会員食堂

 談話室  タイルタペストリー

   会議室「鏡の間」

  特別室

  頂きます!

 おみやげ(三休橋筋沿いFOCE)付きでした。

前日の「吉兆」への失望と打って変わり、大大満足のまち歩き&グルメツアーでした。三休橋をこよなく愛す人々の心意気を感じました。ありがとうございました。
            
    



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船場博覧会2013の「上方舞と「吉兆」のお料理を楽しむ会」が行われるのを知り、申し込みしました。「定員を大きく上回るお申し込みいただき、当選のご案内が遅れましたことをお詫びいたします。」と当選のメールが届きました。ラッキー!
高麗橋にある「吉兆」は事務所の近くにあり、いつも前を通るたび「中に一度入ってみたい!」と思っていました。参加費20,000円は私にとっては高額でしたが、これを逃せば一生の内にいけないかも知れないと思い、決断しました。
 
昨日、5時半に着き、どんな「しつらえ」が待っているのか?わくわくしながら中へ。
能舞台のように松が背後に描かれている大広間に案内されました。
   
上方舞を演じられるのは「吉村ゆきその」さん。
上方舞・吉村流は、大阪の花街の振付・指導や商家のお嬢さん方の行儀見習いのお稽古として広く普及していたそうです。宴目は「江戸土産」と「茶音頭」。「江戸土産」は「吉村ゆきその」さんが、「茶音頭」はそのお弟子さんが舞われました。目・指先・脚の運び、流れるようです。色っぽく情緒豊かな舞です。
舞を堪能した後、お待ちかねのお料理です。参加者は定員25組の50人でしたが、100人以上の申し込みがあり、1部・2部に分けて100人参加との説明がありました。そんなにたくさん大丈夫でしょうか?
  
大広間の左半分が1部の私たちの席、宴会場の様です。座席に座ると前には、松花堂弁当?懐石料理ではなかったの!
吉兆 湯木潤治氏からお料理の説明があり、有り難く頂きます。
 

 
  
素材の新鮮さ・お味はさすが吉兆!です。どれも美味しい。ただ、ゆったり懐石料理をいただけるのだと思いこんでいた私が間違いでした。
吉兆の「しつらえ」のご紹介

 

  

     
夢破れ、瓢箪の暖簾をくぐり帰路へ。

 

下足番のおじさんが愛想良く写真を撮りましょうか?と声を掛けてもらった。有り難くお願いを。スマートフォンが初めての様で「ここを押してください」おすと同時に手が揺れる。もう一回。もう一回。5・6回写してもらいましたが最後までピンボケでした。

しかし、おじさんの優しさに少し気持ちが和みました。



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