船場博覧会2013の「上方舞と「吉兆」のお料理を楽しむ会」が行われるのを知り、申し込みしました。「定員を大きく上回るお申し込みいただき、当選のご案内が遅れましたことをお詫びいたします。」と当選のメールが届きました。ラッキー!
高麗橋にある「吉兆」は事務所の近くにあり、いつも前を通るたび「中に一度入ってみたい!」と思っていました。参加費20,000円は私にとっては高額でしたが、これを逃せば一生の内にいけないかも知れないと思い、決断しました。
昨日、5時半に着き、どんな「しつらえ」が待っているのか?わくわくしながら中へ。
能舞台のように松が背後に描かれている大広間に案内されました。
上方舞を演じられるのは「吉村ゆきその」さん。
上方舞・吉村流は、大阪の花街の振付・指導や商家のお嬢さん方の行儀見習いのお稽古として広く普及していたそうです。宴目は「江戸土産」と「茶音頭」。「江戸土産」は「吉村ゆきその」さんが、「茶音頭」はそのお弟子さんが舞われました。目・指先・脚の運び、流れるようです。色っぽく情緒豊かな舞です。
舞を堪能した後、お待ちかねのお料理です。参加者は定員25組の50人でしたが、100人以上の申し込みがあり、1部・2部に分けて100人参加との説明がありました。そんなにたくさん大丈夫でしょうか?
大広間の左半分が1部の私たちの席、宴会場の様です。座席に座ると前には、松花堂弁当?懐石料理ではなかったの!
吉兆 湯木潤治氏からお料理の説明があり、有り難く頂きます。
素材の新鮮さ・お味はさすが吉兆!です。どれも美味しい。ただ、ゆったり懐石料理をいただけるのだと思いこんでいた私が間違いでした。
吉兆の「しつらえ」のご紹介
夢破れ、瓢箪の暖簾をくぐり帰路へ。
下足番のおじさんが愛想良く写真を撮りましょうか?と声を掛けてもらった。有り難くお願いを。スマートフォンが初めての様で「ここを押してください」おすと同時に手が揺れる。もう一回。もう一回。5・6回写してもらいましたが最後までピンボケでした。
しかし、おじさんの優しさに少し気持ちが和みました。