5月、大菩薩から南に目を向けた時、山々はガスに包まれていたため、どんな景色なのだろうと、気になっていた。モヤモヤとした想像の中。
今回、草原の湯ノ沢峠を起点に富士山に向かって、南下しようと計画した。
湯ノ沢峠の登山口からは、緩やかな渓流の音、鳥たちの囀りを耳にしながら歩いていく。
湯ノ沢峠はクルマで上がれるが、こんなにも美しい渓流の新緑を眺めないなんて残念、というかもったいない。
清流がとだえ、森を登っていくと、湯ノ沢峠に到着。そして南に向かうと、草原に出る。そこは色とりどりのお花畑ではないが、開放感溢れる高原。
黒岳を背景にアザミはこれから開花。
大蔵高丸の北側の森を抜け、山頂から草原の彼方に富士山が見える。
今日は高曇りだが、展望がきく。
緩やかな起伏。涼しげな森の中は野鳥の楽園で囀りが響く。
森を抜けると次の草原に出る。
こちらの方が花の種類は多いがススキやノイバラが進出してきてやがては草原の風景が変わっていくだろう。
花のない草原たけど、こんな景色が好き。秋には黄色の草モミジになるだろうな。
ハマイバ丸山頂は森の中。
少し歩き出すと、木々の間から富士山が見える。こうやって眺めると、富士山は遠いと感じる。
長い下りに入り、花盛りのノイバラの茂みを抜けると、次の山、天下石のスッキリとした姿が見える。ここの下りは滑り台のようで引っ掛かりがない。
今日最後の草原。木の影が緑に落ちている景色が印象的。
天下石の山頂。文字通り大石が鎮座している。
今日の終点、米背負峠は森の中。
山梨県に住んでいながら、こんなにも魅力溢れる山が身近にあるだなんて知らなかった。改めて標高の高さだけが山の良さではないと知らされる。
「山高きが故に貴からず。」
この地域は木々もだが、特に野鳥の種類が多いこと、多いこと。
次に目指すのはこの先にある、滝子山。焦らず慌てずまた、気ままに来るとしよう。
(終わり)
今回、草原の湯ノ沢峠を起点に富士山に向かって、南下しようと計画した。
湯ノ沢峠の登山口からは、緩やかな渓流の音、鳥たちの囀りを耳にしながら歩いていく。
湯ノ沢峠はクルマで上がれるが、こんなにも美しい渓流の新緑を眺めないなんて残念、というかもったいない。
清流がとだえ、森を登っていくと、湯ノ沢峠に到着。そして南に向かうと、草原に出る。そこは色とりどりのお花畑ではないが、開放感溢れる高原。
黒岳を背景にアザミはこれから開花。
大蔵高丸の北側の森を抜け、山頂から草原の彼方に富士山が見える。
今日は高曇りだが、展望がきく。
緩やかな起伏。涼しげな森の中は野鳥の楽園で囀りが響く。
森を抜けると次の草原に出る。
こちらの方が花の種類は多いがススキやノイバラが進出してきてやがては草原の風景が変わっていくだろう。
花のない草原たけど、こんな景色が好き。秋には黄色の草モミジになるだろうな。
ハマイバ丸山頂は森の中。
少し歩き出すと、木々の間から富士山が見える。こうやって眺めると、富士山は遠いと感じる。
長い下りに入り、花盛りのノイバラの茂みを抜けると、次の山、天下石のスッキリとした姿が見える。ここの下りは滑り台のようで引っ掛かりがない。
今日最後の草原。木の影が緑に落ちている景色が印象的。
天下石の山頂。文字通り大石が鎮座している。
今日の終点、米背負峠は森の中。
山梨県に住んでいながら、こんなにも魅力溢れる山が身近にあるだなんて知らなかった。改めて標高の高さだけが山の良さではないと知らされる。
「山高きが故に貴からず。」
この地域は木々もだが、特に野鳥の種類が多いこと、多いこと。
次に目指すのはこの先にある、滝子山。焦らず慌てずまた、気ままに来るとしよう。
(終わり)