山の温泉宿に行きたくなった。
建物正面から。
露天風呂は上と下の二箇所。
玄関を入ってすぐの休憩場所。
食堂前の廊下。
歩いてでしか行けない、山の宿、日光澤温泉へと向う。
大清水から鬼怒沼を越えて、降りてくると、赤い屋根が見えて来た。日光澤温泉の建物のようだ。
建物正面から。
まだ日は高いが、一時半から入れるのが有り難い。
玄関の引き戸を開けると、上がり框の先にもう一枚引き戸がある。昔の家を訪ねた気になる。
入ってすぐの売店には古い振り子の時計が掛かっている。ノスタルジックな雰囲気が漂う。
案内された部屋。狭いけれど、縁側もある。
まだ誰もいない一番風呂へ向かう。
四つある風呂のうちの男性用内風呂。
露天風呂は上と下の二箇所。
こちらは上の露天風呂。お湯の温度が熱いのと、日差しが眩しいので早々に切り上げる。
こちらは下の露天風呂。
こちらは下の露天風呂。
仕切りがあって、手前が熱め、奥が温め。この時間は手前に入ったが、奥の温い方がお気に入りで、夕暮れ時浸かり過ぎてのぼせてしまった。
湯上がり後、廊下の窓からの景色。
湯上がり後、廊下の窓からの景色。
ゆったりと静かに時間が流れていくのがとても良い。
夕暮れ時の玄関。
灯りが看板の文字を浮かび上がらせる。
玄関を入ってすぐの休憩場所。
まだ十月半ばなのにストーブに火が入っていた。
食堂前の廊下。
そろそろ夕食が待ち遠しくなってきた。
夕食メニュー。
夕食メニュー。
食事だけでなく、濁り酒が美味しくお代わりしてしまった。
食事処には囲炉裏端もある。
翌朝のメニュー。
食事処には囲炉裏端もある。
翌朝のメニュー。
漬け物が四種類あるのが嬉しい。甘味も付いている。
また鬼怒沼を越えて行くので早めに出発。立ち昇る煙を見ていると名残り惜しく感じる。
振り返り、建物にもお別れを告げる。
古い建物をくぐって、昨日来た道を戻る。今日は天気がはっきりしないので鬼怒沼に向かう人はいない様だ。
また鬼怒沼を越えて行くので早めに出発。立ち昇る煙を見ていると名残り惜しく感じる。
振り返り、建物にもお別れを告げる。
古い建物をくぐって、昨日来た道を戻る。今日は天気がはっきりしないので鬼怒沼に向かう人はいない様だ。
初めて訪れた日光澤温泉。初めてとは思えない懐かしさに溢れていた。
この佇まいは何時までも残して欲しい。
またいつの日かこの懐かしさが恋しくなったら、訪ねよう。
(2019年10月8·9日)
(終わり)