ここから一気に下る。安全な場所で見上げれば、この降りは、上部はすでに隠れてしまっているくらいの急峻さ。
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そして下を見れば、まだ降りが森の中に吸い込まれるかのように続いている。
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岩の縁を回り込む登山道。
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右側は切り立った崖。気が抜けない。
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まだ下りは続く。どこまで降りていくことやら。
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登り返し付近から見上げる。標高は大した事ないが、累積の標高差はどれくらいになるのだろう。そんな気にさせるピークのトンガリ。
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ここから、また鎖を頼りに登って行く。
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一度鎖から開放されるも、まだ安心できない。
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そしてまた鎖を使っての登り。
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木々も岩にしがみついているかのように生えている。
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この辺りで左側の眺望が得られる。連なる尾根の先はすっかり雲の中。
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東岳のベンチにて一息つく。ここまで来ればもう大丈夫だろう。
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今まで見られなかった苔の森。こんなところにも奥秩父らしさを感じる。
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鬱蒼とした森の中は先程と違うしっとりとした空気を感じる。そういえば日差しが感じられない。
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フワフワとした柔らかい歩き心地。
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尾根を左側から回り込む。ガスのせいで景色が見えない。
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そして、剣ヶ峰に到着。知らない間に前東岳を通り過ぎてしまったようだ。
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稜線はすっかりガスの中。晴れならどんな景色なのだろうか。残念といえば残念。
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この後、梵天尾根を目指したかったが、分岐にロープが張ってあったので見落し、富士見坂を下り両神神社に到着してしまった。
そこから引き返し、梵天尾根を下るも、ミヨシ岩付近でどうしても登山道が見つけられず、結局もとの八丁尾根に戻った。
悔しいと言えば悔しいが、遭難の可能性もあった訳で、無事に帰れた事が何よりの成果だったと振り返る。
(2021年10月18日)
(終わり)