
大菩薩嶺から南に伸びるルートの中でまだ歩いていないのは、「米背負峠から滝子山間」。

林道の終点から米背負沢に入る。
そして、一直線に登れば山頂となる。

山頂から北側の景色。先程立ち寄った大谷ヶ丸と南大菩薩の山々。

南には富士山が雲の上に頭を覗かせている。

今日チラホラと別の登山者と行き交ったが、この時間は自分のみ。

三年前に湯ノ沢峠からスタートし、米背負峠に到着した時の、「この先はいつの日に歩くのかな。」という気持ちが思い起こされる。
盛夏の時期に低山を訪れるのもどうかとは思ったが、朝早く出発し、午前中に下山することを心掛け出発する。
218号線からの脇道の林道を歩く。
お盆の最中でも、さすがにここを歩く人は他にはいない。

林道の終点から米背負沢に入る。
沢沿いはヒンヤリとした空気に包まれ、苔が厚くむす別世界。

沢のせせらぎの音のみ響く。

沢のせせらぎの音のみ響く。
涼やかな音色にしばし暑さを忘れる。

光透ける木々の緑が何とも鮮やか。秋の紅葉の時季はどんな色彩が展開していることか。そう考えると、秋の頃にも来てみたい。

沢を登り、せせらぎの音が遠くなると、峠まで間近。この辺りの草の丈が低いのは鹿の食害せいか?

米背負峠に到着。陽射しが差し込み、木漏れ日が眩しい。

峠から大谷ヶ丸まで少しの距離ながら登りが応える。

今日の一番の最高標高地点。とはいえ、周りは木々が生い茂り、視界が遮られる。

滝子山へ向かう。森の中は緩いアップダウンが繰り返される。

全体的に荒れた森の中を歩くが、途中、ここだけは整備されたかのような景色。

滝子山に次第に近づき、木々の向こうに山容が覗く。

緩やかな登りの先で滝子山メインコースと合流する。

鎮西ヶ池。周りのクリンソウは開花を終えて、実を結んでいる。

ここから、トラバース気味に回り込むような登りとなる。

光透ける木々の緑が何とも鮮やか。秋の紅葉の時季はどんな色彩が展開していることか。そう考えると、秋の頃にも来てみたい。

沢を登り、せせらぎの音が遠くなると、峠まで間近。この辺りの草の丈が低いのは鹿の食害せいか?

米背負峠に到着。陽射しが差し込み、木漏れ日が眩しい。

峠から大谷ヶ丸まで少しの距離ながら登りが応える。

今日の一番の最高標高地点。とはいえ、周りは木々が生い茂り、視界が遮られる。

滝子山へ向かう。森の中は緩いアップダウンが繰り返される。

全体的に荒れた森の中を歩くが、途中、ここだけは整備されたかのような景色。

滝子山に次第に近づき、木々の向こうに山容が覗く。

緩やかな登りの先で滝子山メインコースと合流する。

鎮西ヶ池。周りのクリンソウは開花を終えて、実を結んでいる。

ここから、トラバース気味に回り込むような登りとなる。

そして、一直線に登れば山頂となる。

山頂から北側の景色。先程立ち寄った大谷ヶ丸と南大菩薩の山々。

南には富士山が雲の上に頭を覗かせている。

今日チラホラと別の登山者と行き交ったが、この時間は自分のみ。

これで切れ切れではあるが、大菩薩、丸川峠から滝子山までの南に伸びるルートを歩いた事となり、気持ちの区切りをつける事ができて安堵している。
このコースの中で特に気に入っているのは、湯ノ沢峠から米背負峠間。今回の山歩きも振り返りながら、秋後半にでも歩きたいと考えている。
(2020年8月14日)
(終わり)