心の山を歩いていこう!

単に山頂を目指すより、山歩きそのものを楽しみたい。
そんな思いを備忘録として綴ります。

八ヶ岳、西岳から編笠山へ。(その1)

2020-08-18 18:00:00 | 山日記
山歩きを始めた頃、山といえば八ヶ岳というくらいよく通っていた。しかしながら、ここのところ随分ご無沙汰している。
昔を思い出しながら、八ヶ岳の南に位置する西岳、編笠山に行こうと考えた。


富士見高原を基点に、林道を歩く。
不動清水からが本格的な登山道となる。
この辺りは整備されて公園の様。



薄暗い森にはシダが茂っている。この辺りの森らしい景色に懐かしさがこみ上げてくる。



登りの傾斜は緩やかだが、ペースは変わらない。木々が疎らになると笹が下草に変わる。



この辺りはカラマツが多い。秋の黄葉はさぞかし見事だろうなと想像する。



大木が目立たない森。この先は密に生えている。



サルオガセが見られるが、この付近だけ。幽閉な雰囲気も味わいたいのに少しばかりではつまらない。



今日は標高2,000mを越える山歩きのおかげでヒンヤリとした空気がとても心地良い。



やがて針葉樹の森へと移ってくる。岩には厚く苔がむしている。これぞ八ヶ岳の風景。


段々と木の丈が低くなってきた。
そろそろ2,000mを越える。



登りが緩やかになると、小広場に出る。山頂まであと30分ぐらいか。



太陽が高くなり、陽射しが差し込む。



登山道がゴツゴツとした岩になってきた。地表が薄いのに木々は逞しく成長している。



薄暗い森からいきなり崩壊地にでる。



右側に編笠山が見える。



この木々を抜ければもう少しで頂きに着く。



西岳の山頂。ここに立つのは四半世紀振りだろうか。



南アルプスの山々がくっきりと見える。



これから向かう方面にはギボシ、権現岳が見える。



(続く)





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