無病息災のとびら

21世紀の健康について考えています

寒気と健康

2007年12月07日 17時57分00秒 | Weblog
 今日は、二十四節気のひとつの大雪です。これから寒さも本格的になりますが、漢方では、5臓6腑の嫌う外気というものがあって、寒気は腎臓・膀胱が嫌う外気となっています。*(クール)*
 寒さは腎臓・膀胱を疲れさせ、弱くします。又、腎臓・膀胱が弱ると、寒さに弱くなります。*(結晶)*
 漢方では、耳の異常は、腎臓・膀胱の弱りをみます。*(ノーティー)*
 耳の異常といえば、以前、耳垢が1週間くらいで溜まって耳を塞ぎ、聞こえなくなるという方がおられました。耳鳴りや難聴などの耳の異常は、腎臓・膀胱を元気にさせる必要があります。
 最近ふらつきのある方が多いように感じますが、ふらつきは耳からくることもあり、そんな場合も、まず腎臓・膀胱を元気にさせるといいわけです。*(スケート)*
 腎臓・膀胱が弱ると、肌は黒く、体臭は腐れくさい臭いに、精神的には恐がりになるといわれます。対人恐怖症や高所や閉所恐怖症などです。また、大事な時に異常に緊張して失敗を繰り返す人は、腎臓・膀胱が弱いせいかもしれません。他に、腎臓・膀胱が弱ると、脱毛や骨折など、髪や骨にも異常が出やすくなるといわれます。