昨日の新聞に、三浦雄一郎さんの手記が載っていました。
エベレスト登頂の成功はテレビでも見ましたが、標高8千メートルにあるサウスコルというキャンプ地に到達したときは、37歳で初めてそこに登った時よりむしろ体調が良かったと、その手記にはありました。
カッピングに来られるほとんどの方は、80歳になるときに、わざわざ80歳になるとおっしゃいます。
70歳になるときにわざわざ70歳になるとおっしゃる方はいませんから、80歳というのは、心情的に何かあるのでしょうか。そのひとつは健康の不安でしょうか。…
でも、80歳代は、昔わたしが思っていたよりも元気です。
特に、カッピングに来られる方は、もともと病気がちであったり、体が弱かったりしていた方たちですから、若い頃から元気な方は、はるかに元気な80歳代を過ごせるはずです。
人の体は、60兆個の細胞でできていて、3ヶ月もするとかなりの細胞が新しく入れ替わって別人みたいになるそうです。
新陳代謝をするとき、80歳の人の細胞は、老人の老化した細胞が生まれてくるのかといったら、そうではなく、80歳の人でも、赤ちゃんと変わらない真新しい細胞が生まれてくるようなのです