「万病一元」説をご存知でしょうか?
細菌病理学説によると、病気は、バイ菌やウイルスなどの外因によって起こるとされています。
ところが、江戸時代に後藤艮山が「万病は、一気の留滞より生ず」といい、吉益東洞は「同じ風にあたっても、皆等しく風邪ひくわけではない」と、『万病一毒』説を唱えました。
それを引継ぎ大阪帝国大学教授の片瀬淡博士は、万病は、血液の酸とアルカリのバランスの崩れから起こるとし、血液がpH7.2~7.4の弱アルカリ性のときには、たとえ菌やウイルスが入ってきても病気は決して起きないと述べました。
1987年に、米国の大学教授をしていた利根川進は、体外から“どんな種類の外敵”が侵入しても対応できる「抗体」を、すぐに“作る”ことができる免疫システムを解明し、ノーベル賞を受賞しました。
今、まさに、世界中が新型コロナウイルスに震撼させられていますが、・・・
「万病一元」の病理観では、免疫が正常に働けば決して病気にならないわけです。
手洗いうがいの奨励に異をはさむわけではなく、ただ、恐いのはパニックかもしれず、バランスのいい食事や睡眠と休養などに心を配り、もうすぐにお彼岸ですし、暖かくなればウイルスも下火になるのではないかと思われます。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます