寿迎夢・寿迎夢

海砂利水魚水行末雲来末風来末

小林繁元投手逝く

2010-01-18 | Weblog
プロ野球の巨人、阪神で主力投手として活躍し、現在日本ハムコーチの小林繁氏が
17日、心筋梗塞で死去した。57歳だった。

小林氏は鳥取・由良育英高から社会人の全大丸を経て72年に巨人に入団。
76年、77年に18勝を挙げて優勝に貢献。

79年に江川との交換トレードで阪神に移籍し、22勝を挙げて最多勝を挙げた。
78年秋のプロ野球ドラフト会議前日に起きた“空白の一日”騒動は、「アリ様」が
巨人と江川選手が徹底的に嫌いに成ったきっかけになった出来事だ。

日本野球機構は最終的に、巨人と江川卓のとんでもないわがままを聞き入れ、
その犠牲となって小林繁は阪神にトレードされる。江川は2か月間の出場停止。

「アリ様」は小林繁投手のファンだった。
端整な顔立ちでハンサムであり、あのアンダースローは素晴らしかった。

トレードされた屈辱を巨人戦8勝無敗という神が舞い降りた様な反骨をみせた。
インタビューで「同情は買いたくない。これからの活躍を見て欲しい」と言う、
コメントが今も耳に残っており、有言実行を見せ付けた。
この根性に、涙が流れるほどの感動を覚えた。

因縁のふたりが3年ほど前の秋、黄桜のCMで共演していたが、「アリ様」は
未だに江川と巨人を好かん。こういう類の男は何時まで経っても嫌いである。

確か、レコードを出しCMにも出て、飲食店経営に失敗して自己破産の記憶がある。
しかし、57歳という若さで指導者としては、まだまだ此れからという時に
気の毒である。

小林様、長い間お疲れ様でした。ご冥福をお祈りします。

江川&小林 因縁の二人"和解の酒"

小便小僧と小便童女

2010-01-18 | Weblog
私の記憶から絶対消えない幼なじみの近所の女性がいる
小1の頃、彼女は負けん気が強く頭が良く運動神経抜群で可愛かった。
 
それに比べて「アリ様」は、頭が悪くて大人しい子供であった。
彼女はクラスの人気者、私は、よく廊下に立たされていた。
 
秀才と落ちこぼれであるが、小さいときから、なぜか気が合い、一緒に遊び、
一緒にお風呂に入った仲である。

学校の登下校もいつも一緒だった。
通学路に小川が流れていて、欄干のない橋が架かっていた。
ある日、私は、学校帰りに男友達とその橋からおしっこの飛ばし比べをした。

すると、それを見ていた彼女の競争心に火がついた。
「アリ様」の横にさっと並んでおしっこを飛ばした。
 
勉強も運動も彼女には遠くおよばなかったが、これだけは絶対に負けなかった。
この時ばかりは、「アリ様」も、優越感を感じ、自尊心を取り戻した。

彼女はよっぽど悔しかったのか、その後、彼女から何回も挑戦を受けたが、絶対に
負けることはなかった。

その後、彼女はその悔しさをバネ?に様々なことにチャレンジをして医者となった。
「アリ様」は、平凡なサラリーマンになった。                    

生涯彼女に勝ったのは、それだけだった。
彼女の名誉のために今まで封印していたが、還暦過ぎたらもうよかろう。

出来たらもう一度、彼女の挑戦を受けて見たい。

小便小僧?