アホにつける薬があった

車の運転中に聞いた話。

とある製薬会社が某大学の研究室と共同で「アホにつける薬」を開発した。
人類の積年の夢が叶ったのだ。

その薬は特段のＰＲもしないのに、口コミやらなんやらで発売と同時に
飛ぶように売れた。

近所の猫や台所の杓子までもが買いに走った。
しばらくして、その製薬会社に一本の電話がかかってきた。

「もしもし。」
「はいはい。」
「アホにつける薬をつけたものの、なんの変化もないのですが？」
「それはよかったですね～。」
「ええ？どういうことですか？」
「その薬は・・・・アホでない人には効きません。」　　チャン・チャン

喜んで良いのか? 悲しむべきか?
でもアホのどこに着けたら、どの程度アホが治りますのや？

多分「アリ様」には効かないかも・・・・ガハハハハ

アホじゃないって言われたら気持ち良く引き下がれる。
自信つけさせてあげるんだからいい事してますね。

但し書きに「賢い人には効きません」…って書いておいても良いですね。
詐欺にはならないだろうから。

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