読んだら歩きたくなるブログ

『歩行不足』な現代人は、自己骨盤矯正ができてなーい!自分でできる骨盤矯正に興味のある方へのブログです。

歩くと『第二の心臓』が動きます。

2019-08-07 11:40:47 | 日記
おはようございます!あるくべきのふみです!今日も暑くてしょうがないですが、水分補給しながら、無理せず歩きましょう♪

私が言うまでもなく、世間一般でも認知度の高い話ですが、歩くと血液が循環されるというお話です。

私たちは、歩くことで、血液を全身に送ります。ふくらがぎは、『第二の心臓』と言われます。

心臓から送り出された血液が足まで到達したとき、どうやって心臓に戻るのでしょうか?

重力とは逆流しなくてはなりません。脳脊髄液は、尾骨のポンプ作用を使ってましたが、血液はどうでしょう?

心臓が血液を送り出す作用と同じような動きをするのが、ふくらはぎの筋肉です。ふくらはぎの筋肉が動くことで、血液は、重力に逆らって、血液を上(心臓)へと送り返すことができるのです。

歩くことで、ふくらはぎの筋肉である腓腹筋が伸び縮みすると、筋が血管の壁をぎゅうぎゅうと圧迫して、足の血液を徐々に押し上げていきます。これを筋ポンプ作用と言います。

もちろん、血液だけでなく、リンパ液も同様に循環させていきます。免疫細胞なども、筋ポンプ作用によって、身体中に送り届けることができます。

しかし、歩かないとどうなるでしょうか?

血液もリンパ液も足で溜まってしまい、正常に循環できなくなります。さらに筋力も落ちていくので、ポンプ機能が弱くなる…という、まさに悪循環になります。

全身の血流が滞ると、代謝も悪くなり、疲れがとれなかったり、食べる量は少ないのに体重が増えたり…と、様々な症状も出てきます。

長時間の座り作業、立ち仕事などで、歩くことができない環境にいると、筋ポンプ作用が働かず、血液が足に溜まり、体内の余分な水分を血管内に回収できない、または血管内の水分が漏れ出てしまいます。これが『むくみ』です。むくみは、その他にも原因があるので、これだけが原因ではありませんが、大きな原因の一つはこれです。

歩くことによって、体内の血液循環は正常に保たれるのです。