読んだら歩きたくなるブログ

『歩行不足』な現代人は、自己骨盤矯正ができてなーい!自分でできる骨盤矯正に興味のある方へのブログです。

肋骨骨折

2021-06-07 07:54:00 | 日記
おはようございます!あるくべきのふみです!
雨だと歩きにくいですが、止む時間帯もあって、気温が暑すぎないので、実はチャンスです!しっかり歩き氷冷しましょう!

友人が肋骨にヒビが入ったそうで、今回は肋骨骨折についてです。ちなみに、骨が壊れることを骨折と言うので、ヒビも骨折です。骨の一部分が欠けたり、凹んだ場合も骨折です。

肋骨は左右12対の骨で背中の胸椎から前胸部の胸骨までかごのように胸腔を形成しています。最下部の11、12番目の肋骨の前方は胸骨にはくっついていません。レントゲンで見ると重なっていて見えにくいし、前面の肋軟骨は写りません。そのため、レントゲンで骨折が判明しないことも多いです。

肋骨は、心臓や肺ばかりでなく、腹腔内の肝臓、脾臓、腎臓の一部を保護している重要な骨です。

肋骨骨折は、胸部外傷の中で最も多くみられるものです。 その原因は、机やタンスの角にぶつけたというような軽度の外力によるものと、交通事故や高所からの転落といった大きな外力によるものがあります。 また、ゴルフのスイングなど体を捻ることで発生することもありますし、咳をしただけで骨折することもあります。

症状としては、骨折部位に一致した痛みと圧痛、皮下出血、腫脹が現れ、骨折部を軽く圧迫すると軋轢音(骨折部で骨がきしむ音)がすることがあります。 体をそらしたり、肩を動かしたりすると痛みが強くなり、また痛みのために、深呼吸や咳・くしゃみをするのが辛いです。

大きな外力による場合には複数の肋骨が骨折することが多く、胸郭内の肺や心臓、大血管に損傷が及ぶことが多く、命にかかわってくる場合があります。このような時は、胸部外科での手術が必要となります。

それ以外の軽度の骨折であれば、骨折に気付かないままの人も結構います。気付いたとしても、治療としては、基本放置という部分では変わりません。整形外科では、痛みが軽度な場合には、痛み止の薬と湿布の処方で経過をみるし、痛みがやや強い場合には、バストバンドなどで圧迫固定をするくらいです。

病院に行けない、バストバンドがない場合は、呼吸運動に伴って痛みが強まるので、幹部に厚手のタオルなどを当て、これを軽く圧迫することで痛みを軽くすることができます。 バストバンドや固定具がある場合は、少し息を吸って肺にある空気全て出しきる感じで息を吐ききった時にバンド等を着けてください。

数週間で、肋骨骨折の多くは軽快します。呼吸運動で骨折箇所がグラグラして固定できていないと、治療期間が長引くこともありますが、それでも時が経てば、痛みは引いていくので、いつの間にか忘れているのが、肋骨骨折です。なので、骨折したこと自体に気付かない人さえいるのです。

しかし、骨折したことに変わりないし、骨折自体やその痛みによって、体のバランス異常も起こります。骨折してすぐは無理しないほうが良いですが、ある程度すれば、しっかり歩いて体のバランス異常も治していきましょう。氷冷は、痛い骨折部分と骨盤の仙腸関節部分を毎日行いましょう。