おはようございます!あるくべきのふみです。
気温が上がってきましたね。マスクしたまま歩くと苦しくなることもあるので、十分注意しましょう。人がいないとこでマスクを外して深呼吸したりしながら、歩きましょう♪
やったほうが良いのは分かるけど、歩く習慣がなかなかつかないという人は多くいます。以前も『歩く習慣をつけましょう。』で記載していますが、今回も、“習慣化”のお話です。
この習慣化というのは、できると物凄い効果があるのですが、如何せん日々コツコツ続けるということは本当に困難なことでもあります。なので、習慣化の関する研究やら書籍は山ほどあります。
前にも書いてますが、私が歩行を習慣化するために最初に行ったのは、「どんな格好でもいいので外に出て数歩でいいから歩くこと」でした。外に出るとなると、服を着替えたり、顔を洗って日焼け止め塗ったり…と準備するのを考えるだけで外に出るのが億劫になっていたので、まずはそのハードルを取り除きました。
適当な格好でもスッピンでもちゃちゃっと歩いて帰ってくるだけ!と、荷物も持たず、全てを振りきって外に出ることがスタートでした。数分だけでもいいから外で歩いてくるという“最低限の「小さな義務(ルール)」”を作ってみたのです。
何かを習慣化したいとき、この小さな自分ルールがとても有効だというのは、後から知りました。
この自分ルールは、“最低限”であるところがポイントです。毎日継続40分歩くというルールを最初から作ると、習慣化するのは難しいと思います。毎日外に出て1歩は踏み出すというルールを最低限として、そこから、1歩で帰ってくるのも、何分歩いてもいいということにしました。
これは、なんで行動(習慣化)できないのかの原因を突き詰めることで、解決を導く方法としてあるそうです。私は外に出る前の準備がネックだったので、最低限ルールをそうしましたが、各個人でネックは異なるので、自分の行動できない原因を突き詰めて、自分なりの最低限ルールを作ってみると良いと思います。
さらに、行動できたら、“ただちに祝福し、祝福を強く実感しなければならない”そうです。これも習慣化の鍵になるようです。
両手でガッツポーズをして「すごいぞ!」と自分に言ってもいいし、ただにっこりするだけでも、心の中でそっとほめ言葉をつぶやくだけでも効果的なんだとか。
人は褒められると気分よくなり、再びそれをやろうという気になります。リハビリの現場では、少し体を動かせれば、回りのスタッフは、めちゃめちゃ褒めてくれます。そうなると、どんどん体を動かしたくなって効率よくリハビリは進むのです。
最低限ルールを守れた日には、カレンダーに花丸を書いても良いのです。もちろん、最低限ルールを守れない日もありますが、それは気にしなくてもいいのです。次の日やればいいだけなのです。
私が、母の歩行習慣化を目指した時は、ひとまず、歩いても歩かなくても、歩行分数と氷冷分数を毎日メールしてもらうことからスタートしました。「歩行○分、氷冷○分」というだけのシンプルなメールです。
少しでも分数が書いてあれば、それはもうめちゃめちゃ褒めました。例え0分でも、明日やれば大丈夫!と返信しました。1年過ぎる頃には、報告が一定になっていて習慣化しているが明確でした。結局、それを2年以上続けて、今ではメールがなくても、歩行と氷冷を続けています。
最近は、歩行アプリやゲームも色々あるので、利用してみるのも良いと思います。歩くことは、こんなにも身体に必要不可欠なことにも関わらず、面倒でしんどくて億劫なことです。できれば歩きたくない楽したいと思ってしまいますが、歩かない代償が大きすぎることを知ってほしいのです。
スタートするにあたり、梅雨が過ぎたら、暑い夏が過ぎたら、寒い冬が過ぎたら…とか思っていると何時まで経っても始められません。まずは、今日からスタートしてみましょう!