エディット・ピアフの生涯がシャンソンと共に描かれています。
音楽界のトップに上り詰めた反面、その私生活は波乱に満ちていて、お世辞にも品がいいとは言えない人となりが伝わってきます。
たくさんのシャンソンが字幕付きで流れてくるのですが、どれもが人生の哀しみとそれを背負いながら生きる人間の逞しさが歌詞に込められていて、これを見ながら、もっと他の曲も聴きたくなりました。
映画の最後に、47歳のピアフが身体をモルヒネに蝕まれて死を迎える直前、砂浜で若いジャーナリストからのインタビューを受ける場面があるのですが、それまでの暗く辛い人生の末に、ようやく辿り着いた静けさを感じ、併せて流れる歌で胸が詰まりそうになりました。
副題に「愛の讃歌」と付いていますが、最後のステージで歌っていた歌(邦題:水に流して)が、ピアフの生涯にはぴったりだと思いました。
ちなみにこの曲の日本語タイトルなのですが、「過去は燃やしてしまった」という歌詞から取ったのだとは思いますが、ピアフの生き様を思うとき、曲の中で繰り返し歌われている「私は後悔しない」の部分を日本語タイトルに採用して欲しかったなぁと、個人的には思います。
音楽界のトップに上り詰めた反面、その私生活は波乱に満ちていて、お世辞にも品がいいとは言えない人となりが伝わってきます。
たくさんのシャンソンが字幕付きで流れてくるのですが、どれもが人生の哀しみとそれを背負いながら生きる人間の逞しさが歌詞に込められていて、これを見ながら、もっと他の曲も聴きたくなりました。
映画の最後に、47歳のピアフが身体をモルヒネに蝕まれて死を迎える直前、砂浜で若いジャーナリストからのインタビューを受ける場面があるのですが、それまでの暗く辛い人生の末に、ようやく辿り着いた静けさを感じ、併せて流れる歌で胸が詰まりそうになりました。
副題に「愛の讃歌」と付いていますが、最後のステージで歌っていた歌(邦題:水に流して)が、ピアフの生涯にはぴったりだと思いました。
ちなみにこの曲の日本語タイトルなのですが、「過去は燃やしてしまった」という歌詞から取ったのだとは思いますが、ピアフの生き様を思うとき、曲の中で繰り返し歌われている「私は後悔しない」の部分を日本語タイトルに採用して欲しかったなぁと、個人的には思います。