先日の講演をしてくださった先生が書かれた本
これが、とってもわかりやすく、興味深いないようでした。
徘徊と言うけれど、本人は下肢筋力を維持するためと言う目的を持って歩いているだけ。
目的のある散歩は徘徊とは呼ばないのだ。
いかんせん、何故歩いているのかを忘れる。帰り道を忘れる。だから徘徊老人として排除されてしまう。
これで地域で支えて行きましょう!何て言えるのか。
周囲は物盗られ妄想と言うけれど、本人には本人の理由がある。
支えていこうと思ったら関わりを持つ事は必須。しかし関わりを持てば物を盗った人にされる可能性がある。
その時、支える側になるのか?排除する側になるのかが、問われる。
・・・・・難しい事から先に書きましたが、内容は実際にあった話を小説にしてあって
具体的でわかりやすく、かつユーモアもたっぷりで面白かったです。
認知症を支える夫婦の仲にもひびが入ってしまったり、実際の会話もリアルです。
1ページ1ページ頷けました。