元々の性格がビビりでネガティブ。
その性格を変えようとする方が怖くて、自分はこれでいい!とずっと思って生きて来ました。
どうして、いつもそんなに神経質に考え過ぎるの?もっと気楽に生きなよ!
人に言われ続けても変える気はサラサラなかったです。
10年前に介護の仕事に就いて、そこで出会った上司から
『もう少し自分に自信を持った方がいいよ』と言われ
逆に傷ついた事も。
そんな私が最近、ようやく長年言われ続けた事を実行してみようと思えるようになりました。
世の中の人は、そんなに私ほど物事を深刻に考えたりはしないんだ・・と今更ながら気づいた。
まぁいいっか~と流せる自分になるように
只今自分改造中。
思えるようになったきっかけは・・・・・
担当している利用者さん家族のおかげ。
利用者さんは78歳、要介護4の男性。
この夏、息子さんが大病を患って入院。現在も治療中です。年齢は45歳。
働き盛りの年齢のこの時に!何故自分が?と天を恨みたくなるような病気にかかってもなお
明るい。奥様も明るい。
明るくしなきゃ!と言い聞かせている風でもなく
ただ、普段どおり、いつもどおりの、この家族は仲良く助け合って暮らして来られたのだと思います。
その大らかさと温かさが、不健全な家庭に生まれ育った私には眩しくて、羨ましい限り。
こうありたい。こんな風に生きたい。
生まれてきた以上は成長して命を全うしたい。
私にとって成長とは、ポジティブな考え方生き方を見につける事。
あの息子さんのように。
きっと、見えない所では病魔と闘い、葛藤を抱かえ、苦しみもがき、そして堪え忍んでいらっしゃると察します。
息子さんの病気の回復を心から祈ります。