白いノート~アラフィフ南天の備忘録

50代半ばを過ぎました。日々気づいた事を忘れないよう書き留めていきます。

人生の岐路①

2018-02-10 18:29:17 | 認知症の母

母が圧迫骨折をおこしました。

腰痛の訴えは毎度の事ですが、食事を少しずつ残すのでおかしいな、と思い整形に行き判明。

今まで排泄の部分はしっかりしていたのに、失敗もするようになりました。

圧迫骨折は動けないくらい痛い!イメージでしたが、母の場合『いつの間にか骨折』だったようで

今も元気に歩いています(-_-;)

安静、コルセット着用、言う事を聞きません。

認知症でなければ、必要な事が認識でき、我慢もできるでしょうけれど

今の母には通じる事はなく

『私はどっこも悪くない!時々ちょっと腰が痛くなるけど、知らない間に治ってく』と豪語。

おそらく、しりもちをついた事で骨折に繋がったのだと思いますが、その時の事も全く覚えていません。背中には柱でぶつけたであろう大きな痣もあるのに。

ファンヒーターの上でコーヒーを淹れたり

洋服がこげる至近距離で電気ストーブにあたっていたり

メガネが冷たいと言って電子レンジにかけたり

一人にしておけない状況が次々に起こり、

ここ10日ほどで、ハードな仕事も重なり

心底疲れ果ててしまいました。

今年秋60歳になる私。

体力も気力も落ちましたが、判断する力も衰えを実感しました。

夫や、姉にも相談しましたが、所詮他人事なのですよね。

介護は介護を経験した者しかわからない。

私は職業としての介護を10年していますが、

家族の介護は初心者で、家族が自宅で介護をする事は

体力も気力も経済力も・・・・・容赦なく奪って行くものだと知りました。