白いノート~アラフィフ南天の備忘録

50代半ばを過ぎました。日々気づいた事を忘れないよう書き留めていきます。

覚書

2016-05-31 19:30:23 | 認知症の母

最近の母の様子を書き留めておきます。

専門医を受診した際『それはいつごろから?』とナースに何度も聞かれました。

いつ頃???

人間の記憶なんて曖昧。覚えておこうと思っていても無理。

① ひとりごとが増えた。声も大きい

② あんなに好きでこだわりがあった洗濯をしなくなった。私がやっていると以前は

『私がやるわー』と言ったが最近はそれもなし

③ 怒りっぽい。自分の思い通りにならなかったり、やろうとした事が上手くできないと怒る。

④ 近くに行っても気づかない?

デイのスタッフさんには、本当に良くしていただいているみたい。

それなのに、言いたい事を上からな言い方をしている事がわかった。

口も悪い。

こんなにお世話になっているのに・・・・ごめんなさい。


自我

2016-05-29 19:37:33 | 認知症の母

3年位前に読んだ本。

今読み返すと、新しい発見がある。前回とは違った場所に貼る付箋の山。

良書ですね。

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介護職・・・あれは何年目の頃だっただろう???

新規の認知症の利用者さんがデイに来られて

帰宅願望が強く、会話が途切れると『じゃあ、帰ります』と立ち上がってしまわれるので

ひたすら、話題を探していた記憶があります。

お風呂も、もちろん中々入っていただけない。

『何で家にお風呂があるのにここで入らなきゃならないの?』と。

そりゃそうだ。

知らない場所に連れて来られて、いきなり(ではないのだけど)お風呂に入りましょう!って言われてもねぇ・・・(^_^;)

パット内の失禁もあるのだけど、交換させてもらえない。

ご家族の事を考えると、何とかしてお風呂に入っていただきたいし

パット交換もして、清潔保持をしたい。

とてもプライドの高い方だったので、ご自身はデイサービスの利用者としてではなく

デイへボランティアで来ている・・・と思っていらっしゃる。

そこで、私たちは汚物入れに『職員用』と書いたテープを貼り、その方に

『女性の汚れ物は、職員は皆ここに捨てています。〇〇さんもここに捨ててくださいね』と言って

新しいパットを渡してみたのだけど、一度も成功しなかった。

今、思い出すと認知症の事あまり理解できていなかったと思う。

問題はそんな所にない・・・と今ならわかる。


トホホなメンタル

2016-05-26 12:02:41 | 日記

今日は、午後2時から新しい職場にて、打ち合わせ。

ただそれだけで、な~~~んか緊張しちゃうガラスのハート。

先週末、神戸で新入社員の全体研修をまもなく終える息子が帰省予定だった。

赴任先へ荷物を送るために帰る、と連絡があったものの

当日になっても連絡もなく・・・。

こちらから連絡してみたら、なんと体調を崩しているとの事(-_-;)

研修を早退させてもらい、産業医に診ていただいたら、急性胃腸炎と診断されたそうだ。

緊張とストレスに弱いのは遺伝だね。

『気楽にやりなさいよ~最初からできる人なんていないんだから』と返信したけれど

期待の新人にならなくていい!なんて言っちゃいけなかったかな。

自分だってそんな風に言われたら、そんな自分にガッカリすると思う。

だから、緊張する。

気楽に~は今の自分にとって必要な言葉。

でも、人には言われたくない。

メンドクサイ性格。


再就職先が決まって

2016-05-19 22:18:59 | 介護の仕事

3月末で退職し、6月から新しい仕事が決まりました。

役場の臨時職員。

地域のボランティア団体の支援、広報活動、事務。という仕事で実際は行ってみなければわかりません。

こうして時間が経ってみると、私は介護の仕事が大好きなのだな~と実感しています。

ハローワークで、『何だかもったいないな~南天さんは、もっと稼げる資格を持ってるのに』と言われました。

履歴書や経歴書でみれば、そうなるでしょう。でも・・・

私には認知症の母がいて、段々進行していて

手伝ってくれる家族はない。

出来る事なら私だってもっと働きたいです。

今の私には、母の見守りをしながら働く事しかできないのです。

何が一億総活躍だ!と言いたい。

特養には要介護3以上しか入れないし、

デイサービスも早朝や夕方、日曜日に利用できる所は少ない。

簡単な事ではないのです。

1年契約の仕事だけれど、その方が私みたいな性格の人間は次に進みやすい。

そう思って、まずはここでの仕事を頑張って、もう1年更新!って言ってもらえるよう頑張りたいと思います。


家族支援プログラム2回目

2016-05-15 20:25:02 | 認知症の母

今日のプログラムは、病院の専門医の先生を招いて認知症の理解を深める・・・・の巻。

認知症とは?という講義なのですが、内容がとても素晴らしく、心から感動しました。

講義後の質疑応答も的確で、素人にも本当にわかりやすかったです。

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Q 母は独語が激しい。一日中『ん・ん・ん・ん・んーーーん・ん・-あ~疲れた。ん・ん』という具合に食べている時と寝ている時以外はずっと声が出ています。静かにして!と怒れて来ます。

A 独語は癖のようなもので、本人に自覚はありません。その場を離れるなどしてスルーするしかないと思います。例えば、僕が貧乏ゆすりをしていたとして、それを傍にいるナースに先生貧乏ゆすりしてますよ!と指摘をされても『ありがとう!』という気にはならんでしょう。『おおきなお世話や!ほっといてくれ。と思う。いい印象は持たない事は認知症の人に言わない方がいいです』

 

な~るほど!です。貧乏ゆすりの例はとっても具体的でストンと腑に落ちました。