遊びをせんとや

人生総決算!のつもりで過去・現在のことなどを書きます
といっても肩肘はらずに 楽しく面白く書きたいと思います

絵探しに夢中・・・

2023年02月16日 | 絵画

レトロな絵探しに夢中・・・どころか熱中・集中して時が経つのを忘れる。

何が私をそうさせるのか・・・それが問題だ!

と思いつつ、今日もまた絵を紹介する。

日本で最初の女流洋画家と言われたラグーザ玉の絵。

始めて知る名だが、親しみを込めてお玉さんと書くことにしたい。

最初の絵は「4隻の船」

月明かりの海で漁をする船と漁師たち。

私はどうやら光の絵に憧れているらしい。ワタシの人生暗かった?

お玉さんの生没年は、1886(文久元年)-1939(S14)。

彼女は、日本初の西洋美術学校の教授として来日したラグーザと出会う。

彼から洋画の指導を受け、作品のモデルなどもしたのちラグーザと結婚しイタリアに移住。

次の絵の作品名は「昇天祭の夜」。

この絵もまた光の描き方が素晴らしい。

大勢の人影を照らす光にも濃淡が描き分けられ、洋服の赤も際立つ。

沖からの二筋の光は、沖の船からのサーチライトか?

 

最後の1枚は明るい「藤の花と少女」。

この絵もよく見ると「光」がポイントだ。

少女の前の藤が、光と陰とに塗り分けられている。もちろん日の光も。

少女の着物姿が似合わないが、イタリアの少女だからしょうがないね。

 

ラグーザの没後、お玉さんは日本に帰国、絵を描き続けたという。

その頃の絵は無いかと探したが見つからなかった。

なお、彫刻家の夫によるラグーザ玉の彫刻の画像がある。

クリックすると新しいウィンドウが開く。(ウィキメディア・コモンズより)

 

今日の紹介はここまで。「今日のビデオ」はお休み。

[Rosey]