遊びをせんとや

人生総決算!のつもりで過去・現在のことなどを書きます
といっても肩肘はらずに 楽しく面白く書きたいと思います

詩人あの人この人~その2「佐藤春夫+谷崎純一郎」#6

2023年08月09日 | 読書
エノコログサ 撮影日:2013/08/15 場所:近くの空地


定番の相関図を今日も載せておく


今日の主役は谷崎の三番目の妻「根津松子」
すでに書いたことだが、二人の出会いをざっと振り返る

1927(昭和2) 谷崎は関西に移住、松子※と知り合う 
 ※根津商店(大阪の綿布問屋・貿易商)店主根津清太郎の夫人(御寮はん)
  松子と根津は1923年に結婚した 松子20歳 清太郎23歳
  二人は長男清治と長女恵美子をもうけた
 
1930(昭和5) 細君譲渡事件 谷崎は千代と離婚、春夫は千代と結婚
1931(昭和6) 谷崎は千代の妹古川丁未子と結婚 谷崎45歳、丁未子20歳 
1932(昭和7) 谷崎は神戸内で転居 隣家に住む松子との不倫が始まる
1933(昭和8) 丁未子と別居し、翌年離婚する
1935(昭和10)  根津商店が倒産、清太郎と松子が離婚
  谷崎は森田松子と結婚する 谷崎50歳、松子30歳

この先は、松子の家系図が必要になる
ネットを探していたら、手頃のものが見つかった
家系図(拡大可能) 「婦人公論.jp」アーカイブより

なお、この先、谷崎と森田家4姉妹の話、姉妹との書簡やりとりの話なども、
上記「婦人公論.jp」アーカイブ~2020年07月31日記事~を参照されたい。
下の写真もそのサイトで見られるが、ここにも掲げておく。



松子の姉妹とその家族(名前は誰が誰やら・・・分かりません)

次回は「佐藤春夫+谷崎純一郎」その7最終回とし、
晩年の二人についての話を書く予定。
それでは明日またお会いしましょう。

[Rosey]