このところラジオ歌謡が続いた。しかも花の歌。
リラ（ライラック）とアカシア･･･他にはないか？
「白い花の咲く頃」という歌があったので、これにする。
どんな花か歌詞には出て来ない。歌詞カードの背景写真どうする？
歌手は前の2曲と同じ人で、これもシリーズ化。
何だかみんな雰囲気の似た曲だな、と思った。
ラジオの時代、戦後の時代で共通する背景みたいのがあるのかも。
それで雰囲気の違うものをもう一曲選んでみた。
演歌は苦手だし、近頃の歌は何も知らない。
でも、聴いた頃から記憶に残る曲があった。
曲名は「東京ららばい」、発売は2005年･･･30年近く昔だ。
歌詞が長いが、3番になるとガラッと変わってこの辺りが詩・曲の巧みさ。
色々な歌手がCoverで歌っているが、オリジナルがベスト。
この人は演歌臭が無く、リズム感もよく声もストレートに伸びてGood！
[Rosey]
中村不折「新年の挨拶状」
浅井忠が2回続いた。
彼と一緒に、漱石の「吾輩は猫である」や俳句雑誌「ホトトギス」、
それらの挿絵や表紙絵を描いた人を忘れてはいけない。
その人名の名を中村不折という。
彼は明治から大正、昭和にかけて活躍した洋画家・書家である。
百人一首の歌を5首載せたが、絵だけでなく和歌も彼の手になる。
また、彼は後進の美術教育にも力を入れ、美術学校の校長なども務めたという。
スライドの時間は3分36秒、音楽がハッピー過ぎたかもしれないがお楽しみを！
終わりの直前17番のスライドに、皆さんも見慣れたものが出てくる。
尚、使用した画像は、国立国会図書館「NDLイメージバンク」より転用した。
[Rosey]
アカシアの花
前回はリラ（ライラック）、今日はアカシア、花シリーズになった。
というと、♪アカシアの雨にうたれて･･･を思う人が多いかも。
が、私が選んだのは戦後のラジオ歌謡の歌である。
しかも、私も初めて聴いた歌だ。
今ならアカシアだが、当時はアカシヤと言ったのだろう。
原曲に合わせて、題名も歌詞も「アカシヤ」にした。
しっとりとしたいい歌だと思う。
♪笛吹くは誰のすさびぞ･･･すさび、なんて今の若い人は知らんだろう。
まあ、心の赴くまま、興に乗って遊ぶ、って感じかな。
私のブログも、音楽にしろ絵にしろそうだけど。
タイトルが「遊びをせんとや」だもんね。
この歌でも3番に夜霧が出てきた。霧に取りつかれたか？
時間は４分半ほど。しっとりとお聴きを！
[Roasey]
作品「雪まろげ」
一昨日、「洋画家の水彩画帳～浅井忠」を掲載したばかり。
なのに、今回も続けて浅井忠･･･どこか柔らかで暖かい画風が気に入っている。
今回は、正岡子規が中心で発行した俳句雑誌「ホトトギス」の口絵などが中心。
他に雑誌「世事画報」の挿絵や個別に発表した作品も加えた。
時間は3分24秒。ごゆっくりお楽しみを！
[Rosey]
前回の「なぜか埼玉」で、次は「千葉」と書いた。
そこでGoogle検索、ウィキペディア、
Youtubeを当たったがピンとくる曲が無い。
千葉のウリは何か？ 観光を含めて再検索。
「千葉県公式観光物産サイト～まるごとｅ!ちば」のサイトが出てきた。
そのロゴマークが上の画像。ダサイタマのお株を奪ってはダメじゃないか。
「なぜか埼玉」は、作った人も歌う人もシャレのつもりだから面白い。
千葉は行政主導で作っているから、面白いはずがない。
観光名所はディズニーランド＆シー、成田空港、御宿の「月の沙漠」。
歌に繋がるのは「月の沙漠」だが、御宿のページにその詩碑と銅像写真。
公費でこんなもの作っているのか。
写真の下には、
～童謡『月の沙漠』は
御宿の海岸がモデルとなった云々～。
作詞の「加藤まさを」は抒情画家でもあったそうだ。これは収穫だ。
活躍したのは大正時代というから、抒情画家としての作品を探してみたい。
でも、町で銅像など作ることには感心しない。
蛇足だが、『月の沙漠』は御宿の海岸がモデル云々･･･
は疑わしい･･･と顛末がウィキペディアに載っている。
これで千葉の歌探しは諦めて他の事を始めた。
3月も半ばを過ぎたのでパソコンの壁紙を4月向けに変える仕事？がある。
過去に私が撮った4月の花が中心のスライドショーである。
その中にリラ（ライラック）の花の写真があった。
昔の歌だけれど、「リラの花咲く頃」という歌があったな。
思い出したついでに、歌詞カードを作ってその歌にしよう。
この歌にも霧が出てくる。
新潟ブルースも霧、埼玉の想い出も霧･･･。
霧繋がりでどうだろう？ 時間は3分18秒。どうぞご覧を。
[Rosey]
