遊びをせんとや

人生総決算!のつもりで過去・現在のことなどを書きます
といっても肩肘はらずに 楽しく面白く書きたいと思います

洋画家の水彩画帳~浅井忠

2023年03月16日 | 絵画

 水彩画画帳より

絵画探しのため、時々、国立国会図書館(NDL)のイメージバンクを参照する。

1年ほど前にオープンしたアート作品のアーカイブサイト。

前回、杉浦非水が描いた三越PR誌の表紙絵もNDLで見つけたもの。

遅れをとっていた日本もやっとここまで来たか・・・。

 

今のところ検索機能は無く、テーマ別の一覧から選ぶ。

今回は、「浅井忠(1856-1907)による水彩画を張り込んだ画帳」に惹かれた。

11作品が掲載され、柔らかな筆遣い、淡い色彩、人物描写・・・どれも私の好み。

 

本来の洋画も他から探して加えてスライドショーを作成した。

また、NDLのサイトから漱石の「吾輩は猫である」の挿絵も加えた。

各スライドの右下隅に、スライドNo.を振ってある。

No.2~10が水彩画帳、11~16が洋画(油彩画)、17~19が漱石の挿絵。

時間は4分30秒、ゆっくりお楽しみを!

[Rosey]


なぜか埼玉

2023年03月15日 | 音楽

   

~埼玉・蔵造りの街並み~        ~新潟・芸妓街(昔の花街)~

前回の新潟ブルースでは霧が舞台装置の一つだった。

違う、雪だよ、と私はケチをつけた。

わたしが霧で思い出す土地は、実は埼玉なのである。

 

1年間そこに住んでいて、都心の職場に通っていた。

池袋から北へ延びる私鉄路線の駅である。

その電車が霧で遅れることがよくあった。

 

だから霧の想い出はなぜか埼玉とともにある。

そして繋がったのが「なぜか埼玉」の歌というわけだ。

歌詞も、珍無類、脈絡なし、ナンセンス極まりない内容である。

「シャレで作っただけだから、テキトーなやつに歌わせておけ」

でも、「演歌調の歌をこぶしをつけずに歌う」ことが条件だったとか。

作る方もいい加減だし、歌うのもシロート同然だから下手で当たり前。

とにかく笑える。埼玉の人は腹を立てるだろうが・・・。

 

タモリがラジオ放送で取り上げてから「変な歌」で人気が出たという。

そのうち「跳んで埼玉」という映画まで作られた。

どうやら、埼玉と千葉とがライバル同士で争うらしい。

 

表紙写真に、住んでいた小江戸と呼ばれる地域の蔵造りの街並みを掲げた。

もう一枚は前回新潟で掲載を忘れたもの。今は観光名所になっている。

私は千葉にも2年間住んだ。次は千葉の歌・・・どんな歌がある?

時間は3分51秒。とにかくシャレで作った歌なので笑いながらご覧を!

[Rosey]


アンコール~杉浦非水

2023年03月14日 | 絵画


~前回紹介した地下鉄ポスター~

グラフィックデザイナーの元祖「杉浦非水」を紹介したのはかなり早い時期。

スライドショーはまだ作っていなかった。

地下鉄の開通や三越の開店など、今日の見出し絵を含め5作品しか紹介できなかった。

 

今回はその後に探せた作品も含めてスライドショーに仕立てた。

ポートレート写真も前回はスケッチ画だったが、新しく見つかった。

また、三越嘱託時代に手がけた三越のPR誌の表紙絵作品も取り入れた。

 

PR誌は『三越』から始まって『みつこしタイムス』へ変わった。

斬新な表紙絵! 毎号を楽しみに待つファンも多かったと思う。

無粋で目障りなハンコ類は無視してデザインを楽しもう。

時間は4分12秒。ゆっくりご覧を。

[Rosey]


新潟ブルース

2023年03月13日 | 音楽

 

 

 

 

 

北海道の次は、なぜか新潟。しかも新潟ブルースだ。

そんな歌があったの? あるのだ。しかも私の想い出と深くつながって。

まずは歌詞カードつきでお聴きを。時間は4分15秒。

30年以上も昔だ、この歌を聴いたのは。

Youtubeで誰の歌がいいか色々聞き比べた。

結果、知らない歌手の中澤卓也を選んだ。

声はなかなかいいが、節回しに演歌っぽさが出る。

 

1番の歌詞に、見出し写真の萬代橋(万代橋)が出てくる。

歌詞カードのバックにも夜の橋を使った。

でも、霧が降るイメージの記憶は私には殆どない。あるのは雪。

 

小さな肩を抱きしめたりもしなかったし・・・手ぐらい握ったけど。

2番の歌詞では、古町通りが出てくる。

下の写真で、真ん中の奥へ続いている通りが古町通り。これは今時の写真。

右手の数件先に、女子高生と待ち合わせた書店があった。

そこで会い、斜め前の喫茶店に行ったわけだ。

夜じゃなく昼、それも寄り添ってなんかいなかったけど。

 

結果は以前書いたとおり。「もう少し知的になってね」でThe End.。

涙を拭いたのは彼女じゃなく、私だったってワケ。

雪の夜に橋を渡ったのは数年あとで、別の女性。

でも、70年も昔の出来事、二人の顔も名前も思い出せない。

[Rosey]


神坂雪佳~三度(みたび)登場

2023年03月12日 | 絵画

 

神坂雪佳1回目の登場の時は、「工芸美術の先駆者」のタイトルで紹介した。

父が京都御所警固役の武士で、彼自身も京都で活躍した意匠デザイナーである。

前回2回目の神坂雪佳の時に、国産?スライドショーの試作品を作った。

その時の冒頭スライドが見出しに掲げた版画である。

 

3回目の今回は、意匠デザイナーとしての彼の奇抜な作品を紹介しよう。

彼の育ちのよさそうな人柄とはウラハラに、かなりの面白好きでもあるようだ。

彼自身も「滑稽図案」と名乗っているけれど、どこからアイデアが湧くのだろう?

ついつい私も、彼の作品を使って表紙の背景で遊んでしまった。

 

BGMもファンキーなジャズを使ってみたが、ちょっと調子に乗り過ぎ?

時間は3分20秒ほどと長くは無いが、中には判じ絵みたいに気づかないものもある。

その時は自分で画面を止めてゆっくり見てください。どうぞお楽しみを!

[Rosey]