ホーンスピーカー導入備忘録

エール音響の重量級ユニット導入記です。最近はホームシアターやってます。YAHOOブログからの移行です。

水次さんがStormAudio ISP 3D.16 ELITEのデモを行ってくれました。

2018-11-13 20:18:19 | ホームシアター
先週の事ですがM次マイスターが
”すげぇのアリまっせ・・・ぜひ聴いてみてください!”
と最新のサラウンドアンプを持ってきました。

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持ってきたのは StormAudio ISP 3D.16 ELITE 
http://naspecaudio.com/storm-audio/isp-3d-16-elite/
このアンプ 去年のインターで気になっていたアンプです。
https://blogs.yahoo.co.jp/audiovideo_fan/65872939.html
トリノフALTITUDE 32の半額以下で究極のイマーシブオーディオが体験できる機種として注目していたものです。
M次さんが操作方法を完全に習得したので今回デモとなりました。
サイズは結構デカい!でもパワーアンプが入っていないので思ったより重くありません。

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ディスプレイはLCDで色々な情報が表示されているが、フロントパネルがデカいので何かバランスが良くない感じがしますね。まあ日本ぽくない個性的なデザインです。

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今回、自分が現在使用しているヤマハのCX-5100引っ剥がしてデモを行います。このサラウンドアンプも結構評判良かったんですよね。

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接続端子はOPPO UDP-205からはHDMI接続 出力はXLR端子です。CX-5100で接続していたものがそのまま使用できます。7,2,4ですか?
接続後、さっそく測定に入ります。LAN端子でノートPCに接続します。

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イスの種類が選べます。

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アプリを立ち上げるとチュートリアル方式でマイクを置く場所の指示をされるのでチョ~ラクです。トリノフはコンシューマー用といっても測定は面倒でテクニックが要求されます。スタートするとスイープ信号が各SPから出て全部のSPの測定を行います。これをイスの各ポイント8か所で測定します。8か所全部やって20分くらいかな?

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これが測定値ね。ちなみにこれはフロント左 各ユニットで取っています。
ポチっとやると全部のユニットの測定データーが見れます。

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これが補正した後です。フルフラットではなく、映画を見るのに心地良いように少し低音を持ち上げてありますね。

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測定後、音を出します。これは今までウチではデコードできなくて聴いたこと無いAuro-3DのデモDISKです。
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色々な音を聴きます。
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ホホウ・・・ニヤリ・・・です。

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これはっ・・・!!!

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圧倒的な存在感 重心が低く、正に映画館で見ているような音が出ています。
大人の音です。


ハッキリ言ってCX-5100では土俵が違いました。
大人と子供(それも赤ちゃん)位、音が違いました。


あ~これを導入できれば控えの間の音もアガリになっちゃうのにな~ というくらい素晴らしい!。ほしいっ・・・・


でも高価(170万)でとても買えません。


皆様も是非聴いてみることをオススメします。耳からウロコが落ちます。これは本当です。


という事でM次さんが来たので・・・
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モチロン コレね・・・

翌日はMEGで忘年会です。でもたくさん呑んじゃった・・・


4K/HDRプロジェクター シュートアウトに行ってきました。

2018-06-03 22:09:17 | ホームシアター
6月2日(土) 高橋さん、じゃじゃおさんとOS主催の”4ブランド合同の4K/HDRプロジェクター シュートアウト”なんていうOSの高輝度スクリーンで写す4Kプロジェクタの比較視聴に行って来ました。

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場所は北千住駅から徒歩10分くらいのところのある改修中のビル
めちゃくちゃボロです。築50年は経過しているかな?
リノベーション真っ最中という感じです。
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普通こういったイベントってアバックあたりがやっていたんですよね。
事実自分はアバックのイベントに何回か行ってプロジェクターを購入しました。
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会場は地下です。木の手すり、カベにはシミもあり、床材等もとっても古いです。
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受付を終わり進むと元は女子トイレだったと思われる喫煙ルームがあります。多分水廻りが壊れちゃったんだよね。入り口は場末の映画館の様です。
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中は結構大箱です。内装は取っ払って何もありません。エアコンと照明があるだけです。そこに120インチのスクリーンが4枚吊られています。
真っ暗です。
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ピンボケですみません。各メーカーの営業が順番にプレゼンを行います。
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全部で20人くらいいましたかね?
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途中山本浩司センセの講演なんかもあったりします。
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OPTOMAの4K-DLPプロジェクタ 中々良い絵を出しています。
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こんなシビアなパターンも出してみたりします。

さて一通り JVC、EPSON、SONY、OPTOMAの絵を比較してみたのですが、予想通り ”価格相応”と言ったところでしょうか。
中々良いと思ったのが JVC990SONYの745です。まあこれは価格相応で結構良い絵です。頑張っているのがJVC590SONYの245でした。この辺の安いPJも調整次第ではもっと追い込める感じがします。

特に245は秘めたるポテンシャルはかなりのもので、さすが4Kネイティブパネルというところですか。もう少し追い込んで見たくなりました。

事実、安いPJはわざと追い込んでいない?感じでした。
EPSONは調整ができていなくてピンボケと白飛びしていました。
OPTOMAは最安価なPJでどこまで追い込んでいるかと思って期待していたのですが画面が白っぽくて他のPJとは土俵が違う感じでした。

一つ感想ですが、今回、各メーカーのPJをメーカーの担当が調整してベストに持ってきているという事ですが、色好みの差がありすぎてあまりよくわかりませんでした。一人の担当者が全PJを同じ基準で調整したらどのような絵が出せるかを見てみたい気がします。

OSのスクリーン 世界初の広階調型HDRスクリーン 「レイロドール」
は投射するとものすごく明るくなって、よりテレビに近付く感です。

でも有機ELのブリリアントな感じにはまだ遠いです。

まあテレビとプロジェクタは楽しみ方が違うという事で、こう考えると素晴らしいスクリーンです。
自分はサウンドスクリーンの良いのが欲しいと思っていますが、いかんせん良いのは超高価です。安いの出ないかなぁ・・・

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という事で数時間楽しんで帰りはじゃじゃおさんと北千住の呑み屋街で明るいうちから 一杯(5杯くらいか?)やってかえりました。

もちろん本日は自宅の絵を見ましたが、PJを買い替えるまでもないんじゃない! というのが感想でした。


続きのALTECセンタースピーカーを組み立てました。

2018-01-20 22:01:44 | ホームシアター
1月4日に高橋さん達と恒例のMFD新年会を行いました。
その際に9月に1本降ろし、
https://blogs.yahoo.co.jp/audiovideo_fan/65854280.html
その際、あまりにも大きく重たかったので、心が砕けてしまい、次が中々下ろせなかった残りをタカアキ君の力を借りて地下に降ろしました。


当日はタカアキ君がサポートしてくれるといっても、そのままでは重た過ぎて階段を降ろすのが素人では無理なので事前にユニットを外します。
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裏板はすげぇ数のビスで止まっています。でも電動ドライバでちゃちゃっと外します。
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超デカいドライバ 288-8K 375(2440)より大きいです。ボウリングの球の様です。重たいです。
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クロスオーバーは800Hz 接続は正相ね。当たり前ですが、先日降ろしたもう一本と同じです。
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ドライバ外しました。FRPで作らている特注エンクロージャはドライバの重さでホーンが傾かないように補強の板が供挟みされています。中々考えられています。(このエンクロージャ多分新品で買うと高いですね・・・)
そのような造りです。
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ウーファは表からプラスビスで留まっているので簡単に外せます。位置決めだけ控えて外します。
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という事でユニットを外した後はタカアキ君の力を借りて地下に降ろしました。
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降ろした後は新年会、というのが1月4日の事でした。
本日(1/20)はその降ろした後の続きです。
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地下に降ろしたエンクロージャ。左はウエストレイク、TM3、右はJBL、S9500、比較すると結構大きいですね。移動は平台車の上に置いてあるので楽です。
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ユニットを組み付けるので毛布を敷いて寝かせます。アンコが噛ませてあるのが分かりますか?
なぜこれをやるのかというと、組んだ後にエンクロージャを立たせるために指を入れるのを楽にするためと、万一、水平に倒したときにホーンロードにかかる空気負荷で振動板を破損させないためです。ちょっとしたことですが重要なテクニックです。
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あまりにも288がデカいので1インチドライバ(275nd)と比較してみました。やっぱりでかいです。
体積比で3倍くらい違うんじゃないかと思います。
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組み付ける前に288の振動板の状態を見てみました。
マエストロマーク”の入った288純正振動板です。ボイスコイル補修の跡もありません。いい感じです。
ダイヤフラム固定ねじの増し締めをして蓋をします。
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まずはドライバの組付け
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次にネットワーク ケーブルは純正付属品そのままにします。
クロスは800Hz
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次にネットワークをばらし接点クリーニングをします。回路が簡単なのでいいですね。
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ウーファーを組んで、各所増し締めをして終了、
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中古を買った時に付属品としてついてきたのが”ベルデン ウミヘビ”ケーブルでした。
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XLR4ピンのスピコンでした。送り端子もついています。現行のスピコンに変更しても良いのですが、とりあえずそのまま使用します。
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1セット並べて完成、音を出します。
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アッテネーターボリウムですが、
音を出してみて、テープの貼ってあるデフォルトの10:30の位置は少々うるさい!
気持ち絞って9:30でちょうどよい感じです。


さて出た音は
カラ~ンと晴れた、気持ちの良い、ノリノリの音”です。
まだ接続したばかりでアンプもユニットもこなれていないのでカタいです。


明日も休みなのでガンガン鳴らしこんでみましょう

amazon.comでお買い物

2017-10-04 23:38:50 | ホームシアター
OPPO UDP-205を購入してから4Kソフトをプロジェクターで見る機会が増えました。この絵をもって、やっと大画面に耐えられる環境が整った感じです。という事で、このところ4K UltraHD ソフトを買いあさっています。


買うといっても国産ソフトは ”発売が遅い” し ”高い” です。


4Kになってリージョンコードがなくなったため、日本語環境(字幕必要 吹き替え音声は不要)さえ整えば、世界中どの国のソフトでもOKです。
ということで、自分は専ら個人輸入しています。

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本日届いたのは米国アマゾンからです。注文してから10日くらいで届きました。国内は佐川急便ですね。

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頼んだのは4KUHD4枚 2Kブルーレイ2枚の全部で6枚です。
ETとエイリアン: コヴェナント、未知との遭遇は日本未発売です。

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購入リストです。

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オーダーサマリーです。
DISKだけだと115ドル(13000円くらい)ですが他に送料22.93ドル(2580円)それに1万円以上の買い物なので簡易関税11.02ドル(1240円)がかかります。トータル148.95ドル(16760円)かかりました。
仮に日本で発売されていたとして、購入する金額の2/3くらいかな?


でも日本で発売される(かなり)前に見れる(エイリアンは日本ではまだ現在劇場公開中ですよ!)
のと、最新のフォーマット(DolbyATMOSやDTS:Xなど)がかなりの確率で導入されてるのが良いです。


という事で購入したのですが、じつは届いた時点で満足してしまい、実際に見ていないソフトがたくさんあります。


早く見たいなと思ってはいるのですが、
プロジェクターで見るという事は様々な儀式が必要です。
地下に降りて暗黒にしたり、たくさんのアンプの電源入れたり、スクリーン降ろしたりと、面倒くさくて気楽には見れないんですよね!


カジュアルに見るのはやはりテレビですね。
1階には10年前の52インチのレグザがありますがサラウンドじゃあないし、もちろん4KHDRではありません。


簡単に見れる4KHDRテレビが欲しいな~・・・と思っている今日この頃でした。

センタースピーカー

2017-09-10 22:00:00 | ホームシアター
先週設置したアコリバはエージング中です。落ち着いたら感想をアップします。
リベロさんがアップされていますがホームシアターにおいてセンタースピーカーの影響は大きいです。
センタースピーカーなしにしてLRのメインスピーカーにmixすることも可能ですがどうしても中抜け感があります。
(大画面の場合は特に顕著です)
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ウチの場合はメインスピーカーをS9500 センタースピーカーをTM3(マルチ駆動)にてサウンドスクリーン(140インチ)を使用しています。
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先日じゃじゃおさんたちが遊びに来て映画を見たのですが、声
センターに定位していないのではないか?
とご指摘がありました。実は自分もそう思っていました。
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それには理由があり、TM3を横に並べているからなんですよ!
理想的にはスクリーン中心から音が必要なんですが、
TM3のでっかい中音ホーン2つから音声が出力されるとスクリーンサイズいっぱいに音が再生されてしまいます。
本来ならば水平においてあるTM3を立てて並べ、ホーンを近接設置したり、上にひっくり返して重ねて設置してやれば良く鳴るのは分かっているのですが、せンタースピーカーとしての使用以外にもたまにはステレオソースを聴きたいなんて助平心を起こしているからなんですよ!
TM3はそのままステレオソースの再生として使用したい!
となると新しいセンタースピーカの導入か!ほかに良い方法がないか?、MFD高橋さんに点音源のコアキシャルユニット(JBL2152H、ALTEC604など)を探してもらおうかな~なんて思っていたりして、
ネットサーフィンなんぞをしていたら、某リサイクルショップでビビビッとときめくものを(超安価で)見つけました。
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となったら行動は早いです。すぐ購入、2日後にはうちにあります。
重たいスピーカーは持ち馴れているので、店からうちまでの輸送は簡単だったのですが玄関に入れてみたら思っていた以上にデッカイ
W640×H900×D520mm重さも80Kg以上ありそうです。


店の人の話によるとこのspはどこぞのホールのモニターだったらしいとのことです。
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余りにも大きく、重たいので一人で地下に降ろせそうもありません。
応援を呼ぶか? でも今日やらなくては通り道もない、一台はどうしても降ろしたい、という事でバラして降ろすことにしました。
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狭い廊下で裏板を外します。すげえ数のビスです。
電動工具なきゃこんな事やらないよね・・・
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ネットワーク付きの重たい裏板を外すとドでかいドライバーがこんにちわ 288-8K これが重たいんだよね14キロ近くあります。
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ボックスは木の箱にFRPで補強がしてあるもので288用のホーンの位置に合わせた専用補強板もついていました。お金がかかっている感じの箱です。これはワンオフの特注ボックスですね。
ひっくり返します。
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今度はウーファーを外します。立派なサランネットがついています。
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おおっつ 結構キレイだぞ、全然日に焼けていないし、エッジやダンバーの状態も良いぞ!ボイスコイルタッチもない!全然使っていない感じだ!
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3156 オモタイ これも10Kgくらいあります。
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裏板(ネットワーク) 288ドライバー 3156ウーファー これで30Kgくらい外したぞ!
これで下ろせます。でもこの状態でも50Kgはあります。
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階段を一段ずつゆっくりと降ろします。一番の難所は途中の回転です。手すりがあるので引っ掛かり、中々回転できません。上に持ち上げながら回転しました。
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ようやく地下に降ろしました。大汗です!
組み立てです。
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組む前に抵抗を当たってみます。5.5Ω 
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ついでに振動板を見てみます。ALTEC純正の288用がついています。補修の後もありません。錆もないですね。良好ですね。
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ウーハーも調べます。6.7Ω ボイスコイルタッチもなくいい感じです。
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続いてアッテネーター N8500-8A
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内部もきれいです。接点はクリーナーで清掃しました。
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くみ上げてます。逆だから簡単ですね。
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ホーンの型番はMRⅡ594でした。


一本を降ろし、組上げるのに一日かかりました。
仮に接続し片chで音をだしてみたのですが、
288に強烈に個性があります。強いわ!
ウーファーは軽く、重低音を出すという感じではありません。
でも声はとても良い感じです。


センタースピーカーとしては合格ですね。


さ、もう一本は次の休みにやりましょう。
明日は筋肉痛だな・・・