ホーンスピーカー導入備忘録

エール音響の重量級ユニット導入記です。最近はホームシアターやってます。YAHOOブログからの移行です。

NHK技研公開2015に行ってきた

2015-05-31 20:18:24 | オーディオ
じゃじゃおさんからお誘いがあり
NHK技研公開2015の見学に行ってきました。
当日は快晴
イメージ 1最寄のバス亭から技研前まで直接行ける。
そういえば我が家からは近いんだよね
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入り口前にBS受信の小さなパラボラアンテナが設置してあって あまり気にしていなかったが見学ツアーの説明で このアンテナで今回展示の8Kシステムの画像伝送を行っているという事 驚いた 
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入り口ではど-もくんとコスプレおね~さんがお出迎え 
イラストを見ると2020年に向けて8Kをターゲットとして開発を行っていることがわかる。
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外人が好きそうな” 技研 ”の文字  スゴワザのですね
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入り口前に145インチのとてつもなく大画面のPanasonic製
8Kプラズマテレビ
まずココで度肝を抜かれる。
詳細内容はたくさんあり過ぎて書ききれないのでパス
そんなに込んでいなかったためガイドツアーに申し込む
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7名1組になってガイドツアーに参加 技術者の方に案内していただく。
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渡されたガイドツアー用スピーカー ブースを1時間くらい掛けて廻るのだが、さすが技術者 疑問点はその場所で即答で回答があるのでとても分かりやすい。
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このように番号の書いた旗を持って行列移動 とても親切でした。
展示は8Kを前面に出してあることから分かるように映像関係がメイン
一番気になった8K映像ですが・・・とんでもなく良いです。
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かぶりつきで450インチ大画面プロジェクターの映像を堪能できました。
もう素子の点や荒さなんか目視ではほとんど分かりません。
観客みんな息を呑んでいます。
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ビクターのプロジェクター これ一台でこの映像ですよ           超明るいし! スゲェ・・・
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カメラはもうこんなに小さい


こんな小さな受信装置が理想だそうだ
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さて 音声については・・・
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ワンポイントマイク ビクターの無指向性GB-1を想像させます。
8Kは22.2チャンネル音声だそうだ
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音声伝送はMADIを使用して伝送 48KHz24bitフォーマットこんなにすごい映像なのに48k24bitデスカイ
まあ22.2チャンネルもあるので仕方が無いか・・・
せめて96k24bit欲しいですね
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現在のコンソールはすべてPCなのですね 
RMEやKlarcTecnic 見たような機材も各所に使用されています。
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22.2チャンネル ラウドネスメーター                      こういうDSPの研究も進めているのですね。
8K スーパーハイビジョンシアター
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N響のコンサートの模様なのだが 結構大きなホールだが絵は申し分ない。すばらしい。         ただ音はあまり良くない。                      どこと無くフン詰まったような音がする。映像と音声のシンクは問題ない。ティンパニやシンバルの音なんかも迫力は有るが艶がない。そこが不満でした・・・
生の感じに近つけるとしてN響の演奏を選んだと思いますが小さなスピーカー22.2チャンネルではやはりダイナミックレンジが足ら無い感じです。クラシックでなくてアーディストのコンサート等だったら分からなかったと思いますが・・・

今回の見学はとてもタメになりました。
8Kを何としても2020年のオリンピックまでに普及させたい


NHKの本気度が感じられました。
やはり基礎研究は重要ですね。


こういう機関の努力があるので日本のハードウエア技術が世界に誇れるということが分かりました。(ソフトウエアはまだですかね・・・)
また以前はSONYの機材がかなりあったようなのですが今回はほとんどありませんでした。Panasonicばかりでした。
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トロフィーの数々


こういう体験型コーナーもありました。
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3次元音声の体験コーナー 
ヘッドギアをつけて音声の3次元移動を体験できます。
これもDSP技術の基礎研究成果ですよね。


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アホなわたし でも楽しそうです
後ろのにいちゃんが引いています


おしまい

ユニットの特性

2015-05-20 23:58:00 | オーディオ
4月30日のイベントも終了したのでただいま鳴らし込み中

ある程度鳴らし込んだら朝日さんに測定調整をしてもらう予定だがせっかく計測器を購入したのでとりあえず現状測定を行ってみた。
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ブームマイクをリスニングポイント前方において音圧特性測定
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距離は中央のアンプから直線で2m22cm3mm 

CONEQ補正前(未補正 左右チャンネルのFFT)
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ユニットを交換したために特性の差が有るのでモチロン特性は乱れている。Lチャンネルの2kと13kの落ち込み。最高域のゲインの落ち込み等が特に気になる。


CONEQ補正後
(補正後だがユニットを交換する前の補正値 左右チャンネルのFFT)
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今回
①もとのミッドバスについていた75500をミッドに持ち上げた
②ミッドバスを126DEPに交換した
状態での測定を行った。(CONEQは以前の補正値が入っている)


朝日さんの”お祓い”をまだ受けていないので特性の乱れがあるが大体フラット。Lチャンネルの75500の帯域(2K)あたりの落ち込みはそのまま。


念のために75000だけの特性
(CONEQチャンデバ機能で600~2390 96dbでバンドバス済み)
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レンジが動いてしまったのはご愛嬌ということで許してください。
やっぱりLチャンネルは2Kくらいで落ち込む


さあ ”お祓い”後はどこまでフラットに持っていけるかお楽しみですね


もう少し遊んでみることにする。


そういえばこの金曜日は自分の特性測定日(健康診断)だ・・・ 




 
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LANケーブルの交換で驚いた

2015-05-18 03:59:42 | オーディオ
今回のネットオーディオ誌に掲載されていたLANケーブルを購入してみた。
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Telegärtner MFP8 gold  Cat.6A 
かなり立派な梱包箱 すぐ捨てるのにもったいない気がするが・・・

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う~む 豪華だ・・・ イメージ 2内部には本体とQCシートが入っている。本体は帯電防止袋に収納されている。
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製造番号が打ってある。どこぞの超高級ケーブルみたいだ!
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DELAとルーター間に接続 勘合性も良いカチッツと小気味良くはまる
ただコネクターが大きいので取り回しが少々不便 後ろ10cmくらいの余裕が必要か?

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上から見るとLEDがコネクタに反射して通信状態が良く見える。
これは便利な機能

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今まで使用していたエレコムのcat7の高級ケーブル といっても今回購入したMFP8 goldの1/10の価格


さて音は・・・
エレコムのcat7のケーブルと比較しての話だが

何でこんなに音が変わるの???

音に厚みが出てしっとりとくる。情報量も増えてる。
この感じはNazoケーブルの音を聴いたときの感じに似ている。
これは良いぞ


音の伝送はUSBケーブルを使ってDACに直接接続してある。
このケーブルはDELAとルーター間に接続したのに! 
そもそもDELAのLAN端子は音のデータを送っていないはずなのに
なぜ???

プラセボか? イヤ違う 確かに良い方向に変化した 

イヤ~ デジタルはわかりませんなぁ・・・



じゃあ音声データーを伝送しているDELAとDAC間のUSBケーブルも交換したらもっと変わるだろうなぁ 猛烈に試してみたくなりました。

GW大渋滞の中山梨へ・・・

2015-05-05 11:06:56 | オーディオ
快晴で絶好のオーディオ日和
GWの何十キロ渋滞の中 中央道を通って山梨へ
かねてからお伺いしてみたかったAさん邸にお伺いした。
内部に入るともう一枚扉があります。ROOM IN ROOMだそうです。

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その扉を入ると ど~ん と 30畳天井高3.5mの空間が広がります。
日東紡AGSで4面全部が覆われています。
ちょっとしたコンサートホールのような感じ。
正面に鎮座ましているのが ザ・ソナスです。巨大なのですが部屋が広いので大きく感じません。それをドライブするのが

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テロス5000 ワインセラーのような感じです。
これも普通の家に置いたらとても大きいでしょうねぇ。

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CDシステムが2セット エソテリックとdcs
ビバルディ持っている人を何人か知っていますが皆シルバーです。
クロビバは初めてみました。
クロが部屋に溶け込んでドスが効いています
ネットワークプレイヤーはsforzatoのDST-01

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もうみなさん興奮して写真取りまくりです。
自分もブログネタ(訪問備忘録)のために撮ります。


反対(入り口)側にはマッキン2KWセット

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真ん中が入り口 入ったら巨大なつい立AGSをドアのスペースにはめ込みます。

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巨大なMC2KWが大きく感じません 暗い部屋にはブルーアイズが似合います。


このいすに座れる人はとても 幸福モノ ですね。

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さて出てきた音ですが
圧倒的な余裕です・・・
ソナス・マッキンとも上品でやらしい音は一切しません。
AGSのおかげもあって変な定在波もありません。
3次元的な音場が広がります。
どんどん音量を上げたくなります。モア・モアパワーです。


まさに音楽を嗜む人の理想の音ですかねぇ・・・


自分のためのプライベートコンサートホールよいざここに!!


最後の30分はオーナーシートにて納得のいくまで自分のソースを聞かせていただきました。
とても満足です。幸福な時間を過ごさせていただき、Aさんありがとうございました。


帰りの渋滞で自宅に帰ったのは深夜だったのですが早速電源を入れて自分の音を確認してみました。


良い音を聴くと自分の音がどうなのか不安になるんですよねぇ  


そして ”あ~ 自分の求めてる音はやっぱりこれだよ!間違っていないぞ”と少し安心しました。


おしまい





スゴいツール&恥ずかしい・・・

2015-05-02 23:27:54 | オーディオ
30日は皆様が来て結構緊張したが
今日は修理上がりのドライバー75500の振動板をなじませるために
一日中音を聴いている。
 
ところで先日導入したminiDSP社のマイク(UMIK-1)を使用して
音響測定が出来ることがわかるので皆様が来る前に一度試しにやってみた。
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使用するものはマイク(UMIK-1)とIpad(カメラコネクションキット付)
そしてアプリ(AudioTools)と信号用ケーブルだけ
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AudioToolsのメニュー画面 とりあえず基本機能だけ(1200円)
無線と実験で新井さんが書いていたのを見て購入した
使い方が難しそうなので  http://jtesori.com/  にて電子書籍を購入(2000円)  http://jtesori.com/s6d/book/ 
とても詳しく書いてあるのでわかりやすい。よしコレで環境は整ったぞ
 
マイクの特性補正を行い 最初にやったのは極性チェック
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L/Rユニット毎に音を出して+/-の極性をチェックしたところ
驚きの事実が判明した・・・
 
L側ミッドバスの極性が逆でした!!!
 
人に音を聴きにきてくださいなんて調子の良いことを言っておいてスピーカーの極性もちゃんと合わせていないなんて とても恥ずかしい
 
ちょ~ 恥をかくところでした。
 
皆様がこられる前に判明してよかった・・・         
 
アンプの後ろで極性を変えてOK
音が変化しました。
 
ミッドバスを導入したときの感想は”深い・・・ 奥行きがある・・・
余韻がすばらしい・・・ 等々書いていましたがL側ミッドバス極性を変えてエール音響の極性を全部同じにしてみた(JBLとは極性が違うみたいですね。JBLを基準に+を合わせるとエール音響は逆極性です) 
 
ふわ~んとあいまいなところがなくなり センターにビシッと定位します。
ボーカルが面音源から点音源に変わりました。
今まではどのユニットから音が出ているかがわかったのだがユニットの存在感が無くなったというのが感想
 
ニアフィールドリスニングなのだがユニット間のバランスが取れてきた感じかな?
 
よし 次はRTLとFFTで音響測定をしてみましょう