ホーンスピーカー導入備忘録

エール音響の重量級ユニット導入記です。最近はホームシアターやってます。YAHOOブログからの移行です。

横須賀ジャズ・クルージング vol.5

2015-06-22 00:27:05 | オーディオ
本日は大勢で中塚さん邸~横須賀ジャズ・クルージングvol.5 コンサートに行ってきた。
いろいろな方から中塚さん邸はスゴイぞ~ と事前情報があったのでとても楽しみ ワクワク・・・という感じです。

最寄の駅に迎えに来てもらった。
4畳半もありそうな大きな玄関からまず
(部屋1)リビングルームに通される。
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いきなり目に入るアバンギャルドと山のようなパワーアンプ
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マッキンがメインのセットですな マーサージチェアがおいてある。
いいなあ コレ(マッサージチェア) ボクも欲しいんですよね!
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いらっしゃい さあ さあ とまずビールで乾杯 
ツマミを食べながら音を聴かせていただく
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中国製の純A級アンプ コレをツイーター用アンプとして6台使用
結構発熱しているので真夏は酷でしょう


聴かせてもらった音はゴージャス ゴキゲンなサウンドですね
マダマダ有るよというので他の部屋も見せてもらう


(部屋2)70~80年代のこじんまりセットの部屋
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ラックスのSQ38FD タンノイの3LZ JBL4311などをコレもまた銘機のSP10で鳴らす 真ん中あるのがシンガポール製のアバンギャルドモドキ ピアノフィニッシュのエンクロージャーの仕上げが素晴らしい


(部屋3)80~90年代のJBL4345 大掛かりセットの部屋
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4345 A730 PAM2などでゴリゴリと太い音で押す
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ガラード301 LP12もモチロンある


まだあるというので
(部屋4)A7の部屋
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最新型のカナダオーストリア製 Ayonの300Bアンプ 
ALTECの真空管アンプもあった。


よくもまあこんなに集めたもんだ ご本人とご家族の協力はすごいです
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皆様 4つの部屋をごらんになって驚く 楽しそうなのは中塚さん
さて一通り見て聴いたので会場に行きましょうと電車で移動する。
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いい年こいたオジサンが横一列に座る
みんなで遠足移動中の小学生みたいに楽しそうです。
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会場 オ~ 垂れ幕が下がっているすごいな!!と 
ヨコスカジャズドリームス・・・” あれれなんか違うぞ?  
良く見たら7月に行う別のイベントの案内の垂れ幕だった!!
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会場入り口 4時間もあるのか・・・
結構並んでいる
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盛況ですね・・・
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物販コーナー


コンサートの内容は45分ずつ×4組 間に15分くらいの休憩という感じ
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ほぼ満席


出演アーディストは
①たをやめオルケスタ( http://tawoyameorquesta.com/ )
②寺村容子クインテッド( http://yokoteramura.com/ )
③AYUKO&RIYOKOhttp://www.wings-int.com/artist/vo-ayuko.html )
④安井さち子トリオ( http://www.sachikoyasui.com/ )


各45分ずつ演奏を行う。写真は撮影不可ということで撮っていない。
少々少ないくらいだがメリハリがはっきりしていて飽きない。
あっという間に4時間が経過してしまった。
自分的には④が一番好みだった。
ただ①についてももう一度聴きたい。
7月2日の紅白ビッグバンド対決にいってみようかなぁ


いヤ~ 楽しかった。
何をやっているのかわからないような現代音楽みたいなものでなくメロディラインがはっきりしている。
客層も団塊の年齢以上の方々が夫婦で多くいるので コレはよいと思う。


また来年も来たいと思えるような素晴らしいコンサートイベントでした。



アナログオーディオフェアへ行ってきた

2015-06-15 19:35:11 | オーディオ
ステサンに開催通知がされていたアナログオーディオフェアに行ってきました。
場所は損保会館
近所にはホテル聚楽 薮蕎麦・あんこうのいせ源がある秋葉原から少々離れた場所
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薮蕎麦 昼時なので込んでいる。火事からの見事な復活再建ですね。知り合いと何回か行っていますが自分はあのしょっぱい汁の味はあまり好みではありません。
セイロはツユにジャブジャブとつけて食べるのがスキです。
あんこう鍋のいせ源なんかもあり中々味のある雰囲気の町
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お昼を一緒に食べていきましょうとじゃじゃおさんと万世橋の上で待ち合わせ 
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休日だけあって写生をしている方が結構います。
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まだ万世橋の駅は残しているんですねぇ
日曜昼間のホコテン まだすいています。
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じゃじゃおさんと合流 蒸すので何かさっぱりとしたものを食べましょうと海鮮の店に入り4杯ずつ飲んでフェアにGO~
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なんだこりゃ しょぼいぞ
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入り口はこれしか表示していない。
2フロアでの開催なのだが中に入ると
おやじ  オヤジ  じいさん 洪水である。
若い子はほとんどいない 、女性もほとんど見かけない。
団塊の世代年齢以上の方々が友人同士で連れ添ってウヨウヨと徘徊している。髪の薄さがこれまで経験されてきた場数を物語っている。
自分も髪の薄さは負けていないが場数が足りない・・・
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皆様ギラギラとしたまなざしで真剣!!
う~ん すげぇパワーだ      
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イベント終了後 
俺にも見せろ見せろのかぶりつき見学&質問攻め すげぇ


雑誌の販売

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今回のMJに掲載されていた新井悠一さんの新刊があると思ったのだが無いとの事 購入したかったのに残念でした・・・
新井さんといえば探しているのだが欲しい本がある。
「ホーンスピーカー設計・製作法」
この本がものすごく欲しい。そんなに昔のものではないのだが無い!
amazon等で調べても中古が2万円と足元を見た法外な価格が付いている。いつかデジタル書籍や復刻されると思っているのだが・・・
来るべき低音ホーン導入までには入手して読みたいと思っています。
とりあえず新刊は購入しましょう・・・


飛び出す!パラゴン

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あのパラゴンが飛び出すのか!!!
本屋で見て何だ?と思っていたのだがこんなものなんダ!
どんな人が購入するのかなぁ? しかも4千円 


気になった展示
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レビンソンのリプレイスモジュール製作のコニシス
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一回聴いてみたいな・・・
酔っ払っているので集中できない さらっと一回流しで見て早々に退散
出口におね~さんがいてKONDOのド級プレーヤーの試聴をやっていますよ~とパンフを配布していた。
そういえばさっき薮蕎麦の横のアムトランスで何かワサワサやっていたっけ いってみましょう
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おお 評論家の林先生だ!700万の超高価なプレーヤーとKONDOのアンプの試聴会
酔っ払っているので椅子に座ったら眠気が・・・
1時間位うつらうつらしていたら次第に目が覚めてきた、
根性入れて聴きなおす。
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結構良い音するジャン!! なんて聴く それにしてもSMEのアームを改造してKONDOの名称を入れるなんてスゴイ自信 何でも内部線をスペシャルのものにしてあるそうだ。
程よく良い音を聴いて 試聴会終了 
さてまだ時間が有るので
知り合いがいないと恐れ多くて絶対に入れないラビリンスに向かう 
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じゃじゃおさんの顔で難なく入店出来る オマケにコーヒーまでご馳走してもらう。
金属エンクロージャのKISOHIROシステム結構良い音としてますね。アンビエント感がバツグン
Y本さん欲しい理由が分かりました。
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う~ん このシステムでは歌謡曲はあまり旨く鳴らないな
ピンクフロイドは最高なのだが・・・


なんて1時間くらいいて目もしっかり覚めた。
夕飯を食べましょう&ノドか渇いたということでアイリッシュパブでまた何杯か飲んで帰りました。


充実したオトナ?の休日の過ごし方でした。












 

新しいホーンが来た

2015-06-08 00:01:00 | オーディオ
126導入に伴いクロスを下げたいのでフレアの大きなホーンが欲しいと思っていた。


一番重要な帯域(300~2000Hz位)まで再生するホーンが欲しいがエール音響のラインナップには無い
実はEX-250のクロス500Hzはロード(長さ)の割にはフレア(開口面積)が少々小さいかなという感じがした。
一番近いEX-150では1KHz以上は苦手ということなのでNG
さてどうしましょう・・・   


いろいろな文献・資料を参照した結果、こりゃ自作(特注)しかないかな?といううことで以前お伺いした方のホーンを参考に知り合いの金属加工のプロフェッショナルにお願いして製作していただいた。
で 到着したのがコレ
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ヤマト引越し便にて到着 タンスくらいの大きさがある。しかも重たい
荷姿のままで家の中に持ち込むのは不可能なので外で開梱する。
やっと持ち込んだホーン
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巨大・・・
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正面から
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後面から
銀色に光っているのは総ステンレス製だから
なぜそのままかというと
デッドニングすると重くて搬入できないから
本体の重さは@20Kg位ある。
デッドニングは効果を確認しながら行うこととする。


寸法測定(EX-250の寸法)
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W:910(580)
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H:470(310)
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D:670(450)

EX-250と比較して約1.5倍のサイズ
とても大きく感じる
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設計値はカットオフ180 クロスオーバー360Hzなので
(仮称)EX-180 と呼びましょう

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思っていた以上に大きい
さてどのようにエンクロージャに収めるか・・・








 
 


新しいクロスオーバー周波数の考察をする

2015-06-06 11:24:36 | オーディオ
GWのイベントも終了したのでただいま鳴らし込み中
ある程度鳴らし込んだらリアルサウンドラボ朝日さんに測定調整をしてもらう予定


振動板の大きい中低域ドライバー(126)を導入したためクロスオーバーが下げられるので今後のクロス変更の考察をしてみる。


これは愛読書のマルチアンプ構築マニュアル類
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ステサン系は巻末のカタログが役に立つ。特に役に立っているのが
自宅スタジオ構築バイブル究極のオーディオマルチアンプシステム研究
この2冊は役に立つ 
自宅スタジオ・・・は ル-ムチューンや電源関係
究極・・・はコメントがかなり少々古いが実際に使いこなしている評論家のノウハウが盛り込まれていている。
いずれもかなり古い本であるが、昨今マルチアンプに関する資料がかなり少ないので貴重な資料です。


しかーし エール音響の使いこなしについては評論家金子さんの記事があるくらいでほぼ皆無に近いです。


さて 我が家のシステムのクロスオーバ周波数の考察をしてみる


チャンデバはCONEQ APEQ-8をデジチャンとして2台使用し96db  の急激なスロープで使用している。
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過去の設定(75をmid-bassとmid)に当てていたとき
W(1500AL ~165Hz) MB(EX-70改75500 134~620Hz) M(EX-250 7550DEP 600~2390Hz) MH(SD800 45500 2390~7250Hz)   H(17500 6690Hz~)
今までは中低域に75500を当てていたので低い帯域の割り当てが出来なかった。


現在の設定(ユニットは交換したがホーン・クロスやゲインはそのまま)
W(同じ) MB(126DEP 同じ) M(75500 同じ) MH(同じ) H(同じ)


5ウェイ標準的なクロス
候補① W(~80Hz) MB(80~500Hz) M(500~2500Hz) MH(2500~7000Hz) H(7000Hz~)
この値は何十年も前のマルチアンプ指南書にも書いてある理想的なクロスのようである。


エール音響のカタログに書いてあるクロス(以下エール音響HPから)
候補② W(~100Hz) MB(100~500Hz) M(500~2000Hz) MH(2000~8000Hz) H(8000Hz~)


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さて今後のクロスはいくつにするか?
エール音響の説明書では周波数分割は原則2オクターブ近くのクロスが理想だそうだ 
となると・・・ 
我が家のEX-70改はEX-70と違いロードが少し長く作ってある。L:2600 
なるべくウーファーの影響を出したくないため低いクロスにすることにする。よって標準より少しクロスをMB80Hzを始まりとする

単純に2オクターブ
候補③ W(~80Hz) MB(80~320Hz) M(320~1280Hz) MH(1280~5120Hz) H(5120Hz~)


基準オクターブバンド表から2オクターブずつとすると
候補④ (1/1オクターブ)W(~125Hz) MB(125~500Hz) M(500~2500Hz) MH(2500~8000Hz) H(8000Hz~)
候補⑤ (1/3オクターブ)W(~80Hz) MB(80~315Hz) M(315~1250Hz) MH(1250~5000Hz) H(5000Hz~)

上記候補①~⑤を基準に考えてみる。H5000Hz~は17には少々キツいのでその辺も考慮する。


自分の考えとしてはとりあえずエール音響純正②を試して あとは⑤かな? 


APEQ-8デジタルチャンデバなのでスロープが急激(96db以上)ある。
クロスのカプリがないと周波数の隙間ができてしまう。それを考慮した周波数にする。
候補②-1 W(~89.8Hz(80)) MB(71.3(80)~561.3Hz(500)) M(445.4(500)~2245.0Hz(2000)) MH(1781.7(2000)~8980.0(8000)Hz) H(7126.9Hz(8000)~)
候補⑤-1 W(~89.8Hz(80)) MB(71.3(80)~449.0Hz(400)) M(356.3(400)~1796.0Hz(1600)) MH(1425.4(1600)~7071.8(6300)Hz) H(6300Hz(6300)~)
1/3 (中心周波数)を基準に 下は下限周波数 上は上限周波数を使用 

とすると


候補②-2 W(~80Hz(80)) MB(71.3(80)~500Hz(500)) M(445.4(500)~2000Hz(2000)) MH(1781.7(2000)~8000(8000)Hz) H(7126.9Hz(8000)~)
候補⑤-2 W(~80Hz(80)) MB(71.3(80)~400Hz(400)) M(356.3(400)~1600Hz(1600)) MH(1425.4(1600)~6300か8000(6300)Hz) H(7000Hz(6300)~)



上記2つのクロスオーバーを試して好みに合うほうにしましょう。
Mに使用しているEX-250の周波数帯が350~450と低くなるので500からしか使用できない250が鳴いたりしないか心配・・・
というかその帯域をカバーする新しいホーンを既に手配しました