添付は、側弯症患者の会の会報「ほねっと通信」の表紙です
どんな病気においてもそうですが、治療においてまず一番に大切なことは、その
病気がどういうものであるかを「理解する」ことです。理解する為には、学習と
情報が不可欠です。そして、それは「正しい知識と正しい情報」でなければなり
ません。過去においてこの側弯症に対する誤った情報と偏見にもとづく誤解がはび
こり、多くの患者さんとそのお母さん方を苦しめてきました。それはいまでも続
いているかもしれません。
「患者の会」を通じることで、これからは側弯症専門医の先生方との交流の道も
開けていくと思います。主治医と患者(その親)という形だけでは得られなかった
様々な知識と情報を得られる機会があると思います。一人ではなかなかわからない
ことも、会のメンバーの方々と交流することで理解が深まることも得られると思い
ます。
そして、病気の治療の二番目に大切なこと。ひとりではない、この病気と闘う仲間
がいる。ということ。仲間を得られる、ということはものすごく大きな支えとなる
はずです。
上記は、2009年3月15日に「側弯症患者の会」をご紹介させていただいたときの私
の文章をそのまま転記しました。
今回、ここに会の会報である「ほねっと通信」をご紹介するにあたり、読み返して
みて、やはりこの内容をもう一度繰り返させていただき、その上で、「ほねっと」
のなかから、一文章を転載してご紹介したいと思います。
「前略........口にださないものの、心の中に浮かぶ言葉は「ごめんね」です。
運動会にでたいね、ごめんね、ひとりでごめんね.......中略.....これからも私の
体験したことでよければなんでもお話します。同じことで悩んでいれば一緒に
悩みましょう。......中略......これからこの病気を突然前触れもなく告げられる
お子さんや親御さんの少しでも参考になれたら、娘がこの病気に生まれた意味も
また増えます。
現在中学生や高校生の方、成人されておらる方、これからもたくさん色々と教えて
ください。手探りで進むよりアドバスがあれば明るい未来が見えます。これからも
よろしくお願いします」
私がこのStep by stepのなかで何かを語るよりも、やはりお母さんの言葉は大きい
ですね。
また「ほねっと通信」のなかには、医療費に係るような情報、あるいは
「教えて下さい - お答えします」というQ&Aコーナーもあり、生きた現実の経験と
知識も掲載されています。
患者の会では、昨年五月に実施されました名城病院川上先生の講演会テープをもと
にテープ起こしをした講演会録を、先生よりご提供いただいたスライドとともに、
編集したものを患者会の会員の方々にお配りする予定になっています。約30数枚に
及ぶ、いわば患者さんとその親御さんがたが側弯症についての学ぶ上でとても役立
つ一冊の小誌といえます。
私august03は、自分でこのネット上のブログStep by stepをつくり、情報発信を
していますが、これは本来のあるべき姿ではありません。
皆さんは、このStep by stepよりも実際の「患者の会」に入られてこそ、本当の
意味での情報と知識と、そして、何よりも、ひとりではない/一緒に悩み、一緒に
笑ってくれる人たちがいる。そこに心の安らぎが見いだすことができるのでは
ないでしょうか ......
側弯症患者の会
http://sokuwan.main.jp/
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ブログ内の関連記事
「側弯症患者の会 をご紹介させていただきます」
http://blog.goo.ne.jp/august03/e/464e52c2e197cdb55d58c0fcf033ab1c
「側弯症患者の皆様 ネット社会を抜け出し 現実の患者会へ」
http://blog.goo.ne.jp/august03/e/aa2b9832f68741f5360ed69dd731ab59
「側弯症と告げられ.....どこの病院にいけばいいのか」
http://blog.goo.ne.jp/august03/e/93b726f5a7150ca2e0795d55bc618a66
どんな病気においてもそうですが、治療においてまず一番に大切なことは、その
病気がどういうものであるかを「理解する」ことです。理解する為には、学習と
情報が不可欠です。そして、それは「正しい知識と正しい情報」でなければなり
ません。過去においてこの側弯症に対する誤った情報と偏見にもとづく誤解がはび
こり、多くの患者さんとそのお母さん方を苦しめてきました。それはいまでも続
いているかもしれません。
「患者の会」を通じることで、これからは側弯症専門医の先生方との交流の道も
開けていくと思います。主治医と患者(その親)という形だけでは得られなかった
様々な知識と情報を得られる機会があると思います。一人ではなかなかわからない
ことも、会のメンバーの方々と交流することで理解が深まることも得られると思い
ます。
そして、病気の治療の二番目に大切なこと。ひとりではない、この病気と闘う仲間
がいる。ということ。仲間を得られる、ということはものすごく大きな支えとなる
はずです。
上記は、2009年3月15日に「側弯症患者の会」をご紹介させていただいたときの私
の文章をそのまま転記しました。
今回、ここに会の会報である「ほねっと通信」をご紹介するにあたり、読み返して
みて、やはりこの内容をもう一度繰り返させていただき、その上で、「ほねっと」
のなかから、一文章を転載してご紹介したいと思います。
「前略........口にださないものの、心の中に浮かぶ言葉は「ごめんね」です。
運動会にでたいね、ごめんね、ひとりでごめんね.......中略.....これからも私の
体験したことでよければなんでもお話します。同じことで悩んでいれば一緒に
悩みましょう。......中略......これからこの病気を突然前触れもなく告げられる
お子さんや親御さんの少しでも参考になれたら、娘がこの病気に生まれた意味も
また増えます。
現在中学生や高校生の方、成人されておらる方、これからもたくさん色々と教えて
ください。手探りで進むよりアドバスがあれば明るい未来が見えます。これからも
よろしくお願いします」
私がこのStep by stepのなかで何かを語るよりも、やはりお母さんの言葉は大きい
ですね。
また「ほねっと通信」のなかには、医療費に係るような情報、あるいは
「教えて下さい - お答えします」というQ&Aコーナーもあり、生きた現実の経験と
知識も掲載されています。
患者の会では、昨年五月に実施されました名城病院川上先生の講演会テープをもと
にテープ起こしをした講演会録を、先生よりご提供いただいたスライドとともに、
編集したものを患者会の会員の方々にお配りする予定になっています。約30数枚に
及ぶ、いわば患者さんとその親御さんがたが側弯症についての学ぶ上でとても役立
つ一冊の小誌といえます。
私august03は、自分でこのネット上のブログStep by stepをつくり、情報発信を
していますが、これは本来のあるべき姿ではありません。
皆さんは、このStep by stepよりも実際の「患者の会」に入られてこそ、本当の
意味での情報と知識と、そして、何よりも、ひとりではない/一緒に悩み、一緒に
笑ってくれる人たちがいる。そこに心の安らぎが見いだすことができるのでは
ないでしょうか ......
側弯症患者の会
http://sokuwan.main.jp/
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ブログ内の関連記事
「側弯症患者の会 をご紹介させていただきます」
http://blog.goo.ne.jp/august03/e/464e52c2e197cdb55d58c0fcf033ab1c
「側弯症患者の皆様 ネット社会を抜け出し 現実の患者会へ」
http://blog.goo.ne.jp/august03/e/aa2b9832f68741f5360ed69dd731ab59
「側弯症と告げられ.....どこの病院にいけばいいのか」
http://blog.goo.ne.jp/august03/e/93b726f5a7150ca2e0795d55bc618a66
それで、本題なのですが・・・
私の息子(六歳)が先天性多発奇形児でその一つが側わん症です。今までも沢山お手術を受けてきました。他にも障害があり今は独歩は出来ずハイハイで移動、普段はねっころがったり座る時は椅子に座れば座れるといった状況です。
息子の側わんは右の肋骨の癒合(六番め、七番目)によるもので今傾斜が60度くらいです。
いつか手術と主治医からは言われていたのですがそれがこの秋に行われることになりました。
術式はベプターかグローイングロッドかまだ決まってません。
ですが、どちらの手術も成長が止まるまで延長手術が必要なこと(一回では済まない事)、ベプターだと
何年かに一回金具の取替えが必要なこと、どちらの手術も感染症のリスクが高いこと、そして術後はコルセット生活そして金具により前にも後ろに背中が曲げられないそしてひねる動きも出来なくなる・・・
などどうしても利点よりもリスクばかりが目に付いて
仕方ないのです。肢体不自由なのでやっとハイハイが出来る状態なのにこれで側わんの手術を受けたら寝たきりのような生活になってしまうんではないかと心配でしょうがありません。
昨年、股関節の手術を受けたのですが手術自体は成功だったのですがギプス生活も長かったせいなのか筋が固くなってしまったようで手術前までは長座位の姿勢が取れていたのですが、手術後もう一年近く経ちますが未だに筋が固く長座位の姿勢もとれないままです。
このように手術自体は成功でも本人に違和感や痛みがあればそれは決して成功ともいえないのかな・・・・とも思っています。
なので、この側わんの手術に関しても手術のかなりのリスク、そして術後の不自由な生活を考えるとそれ以上のリターン、本人にとって本当に得るものが多いのか・・・不安で仕方ありません。
半年に一回の延長手術も続くようでこの幼少期に何度も手術を繰り返すことは精神面を考えてもかなりの負担が大きいようにも感じています。
手術を受けないと呼吸器に問題が出て寿命にも関係するということは聞きましたが寿命は手術を受けるのと受けないのとでどのくらい変わってくるのでしょうか?受けないと今後の生活はどうなってしまうのでしょうか?
股関節の手術以降寝っころがっている姿勢が多いのですがそれでもどんどん進行してきますか?
だいたい就学前に手術を受けられるお子さんが多いよですが、出来るなら限界ギリギリまで待って受けたいと思っています。肺の成長を考えたら8歳位がリミットかな・・・とも思うのですが八歳まで待って受けるというのは難しいことでしょうか・・・?
あと、手術はベプター、グローイングロッド以外はないのでしょうか?健常者にするのが目的ではなく私は呼吸の確保が出来れば見てくれは気にしてません・・・・なるべく本人への負担を軽減させてあげたいのでもし他に簡易な手術があるのであれば教えていただけないでしょうか?
(たとえばうちの子だったら肋骨の癒合を離し、曲がったところのみを矯正する)
いろいろお聞きしたい事が多く話がまとまらず申し訳ありません。
大まかにまとめて言うと
①側わん以外にも障害があり手術も沢山受けてきた(今後も受ける)ので側わんだけで見るのではなく
総合的にみても手術をうけるべきか。側わんに関し 手術を受ける以外の方法はないのか。
②手術を受けなかった場合どうなるのか。
③手術の時期はギリギリ何歳、何度くらいまでだった 延ばせるか。
④ベプター、グローイングロッド以外の手術はあるの か。
⑤術後の生活はどうなるのか。
と言った所です。
おわかりの範囲で結構ですのでお時間のある時にでも
お返事頂けると幸いです。お忙しいところ大変申し訳ありませんがよろしくお願いいたします。
追伸、私は仙台在住です。岩手のご出身だそうで・・・。復興に向けてともに頑張って行きたいですね。