(マーマレード)
2009-04-03 22:20:06
お書きになった記事の内容から離れてしまうのですが特発性側湾症について教えて
頂きたい事があります。
まず、脊柱が湾曲している事で頚椎への影響はありますか?
また、側湾症の随伴症状だと思われる背中から肩にかけての頭痛を伴う肩凝り・背部
痛等に筋弛緩薬の内服は有効ですか?それとも内服により脊柱への負荷で悪影響
はありますか?
突然の質問で本当に失礼かとは思いますが是非情報提供お願いします。
(august03より)
ご存知のように、私は医師ではありませんので、回答には責任を持ちかねますこと
まずご承知おき願いたいと思います。
また、下記に記しますのはあくまでも一般論としての知識、情報として理解して
いただければと思います。
「脊柱が湾曲している事での頚椎への影響」
人は、どこかが痛いとかなにか調子が悪いとかということがあると、意識的に
あるいは無意識的にも それをかばったり、痛くない状態を探したり、という
反射を示します。側わん症の場合は、体軸のバランスが崩れていますので、その
バランスをどこかで補おうという働きが体のなかで発生します。脊柱が曲がって
いることで (本人が意識はしていなくても) 体自体がなんらかの補填(ほてん)を
しようという働きをすることはありえることのようです。
ですから、脊柱側わんの影響で、頚椎(くび)にも曲がりが生じたり、そのことが
さらに要因となって、肩こりを発生させたり、ということはありえると思います。
たとえば、逆のパターンの場合もあります。
下肢に事故などで障害をおったり、あるいは先天的に下肢の長さが異なることで
歩行動作に異常があるような場合、その歩行による影響を補うために、脊柱が
「側わん状態」になることもあります。
この場合は、根本原因である下肢の長さを調整することで「側わん状態」は解消
することが多いようですが、このように、身体というはいろんなことが作用しあって
いる。ということはいえます。
「側湾症の随伴症状だと思われる背中から肩にかけての頭痛を伴う肩凝り・背部
痛等に筋弛緩薬の内服は有効ですか?それとも内服により脊柱への負荷で悪影響
はありますか?」
医薬品の服用については、お医者さまとご相談いただきたいと思います。
痛みをとる目的で、筋弛緩薬を服用するのでしょうか ?
医薬品は、相互作用が非常に怖いものです。
たとえば、風邪薬と何にか別の目的の薬をたまたま意識もしないで同時に服用
したことで、意識障害に陥るとか、そういう副作用がありえるのが医薬品です。
ですから、薬の服用は絶対に、医師の指示のもとで服用してください。
たとえば、肩こりの解消のために湿布薬を張るとか、電気刺激をしてもらうとか
あるいは、運動するとか、そういう類であれば、ご自分にとって、一番楽になる
方法を探して実行されることでも特に問題が起こるとは思えませんが、医薬品だけ
は絶対に医師が処方してくれたものを正しく服用してください。
また、痛みについてですが、その痛みが側わん症による影響ではなく何か他の病気
によるものでないかどうか、ということについても医師によく診察していただいて
欲しいと思います。
昔は、側わん症は「痛くない」というのが定説で、医師のほうもとりあげてくれな
かった、という話しも聞きます。多くの場合、側わん症は痛みを伴うことはない
ようですが、患者さんによっては、腰痛、背部痛、肩こり、頭痛などを伴うかたも
おられるようです。
とは申しましても、それもちゃんと診断していただいて、他の病気ではない。
ということを確認できたうえで、では、これらの痛みとどう対処していこうか。
という形で考えていかれるのが良いと思います。
なお、カテゴリーに「側わん症は痛い ? 」という記事がございますので、こちらも参考にしてください。
http://blog.goo.ne.jp/august03/e/764b9dbe0ecc9ed4b2f0fdde38a51804
2009-04-03 22:20:06
お書きになった記事の内容から離れてしまうのですが特発性側湾症について教えて
頂きたい事があります。
まず、脊柱が湾曲している事で頚椎への影響はありますか?
また、側湾症の随伴症状だと思われる背中から肩にかけての頭痛を伴う肩凝り・背部
痛等に筋弛緩薬の内服は有効ですか?それとも内服により脊柱への負荷で悪影響
はありますか?
突然の質問で本当に失礼かとは思いますが是非情報提供お願いします。
(august03より)
ご存知のように、私は医師ではありませんので、回答には責任を持ちかねますこと
まずご承知おき願いたいと思います。
また、下記に記しますのはあくまでも一般論としての知識、情報として理解して
いただければと思います。
「脊柱が湾曲している事での頚椎への影響」
人は、どこかが痛いとかなにか調子が悪いとかということがあると、意識的に
あるいは無意識的にも それをかばったり、痛くない状態を探したり、という
反射を示します。側わん症の場合は、体軸のバランスが崩れていますので、その
バランスをどこかで補おうという働きが体のなかで発生します。脊柱が曲がって
いることで (本人が意識はしていなくても) 体自体がなんらかの補填(ほてん)を
しようという働きをすることはありえることのようです。
ですから、脊柱側わんの影響で、頚椎(くび)にも曲がりが生じたり、そのことが
さらに要因となって、肩こりを発生させたり、ということはありえると思います。
たとえば、逆のパターンの場合もあります。
下肢に事故などで障害をおったり、あるいは先天的に下肢の長さが異なることで
歩行動作に異常があるような場合、その歩行による影響を補うために、脊柱が
「側わん状態」になることもあります。
この場合は、根本原因である下肢の長さを調整することで「側わん状態」は解消
することが多いようですが、このように、身体というはいろんなことが作用しあって
いる。ということはいえます。
「側湾症の随伴症状だと思われる背中から肩にかけての頭痛を伴う肩凝り・背部
痛等に筋弛緩薬の内服は有効ですか?それとも内服により脊柱への負荷で悪影響
はありますか?」
医薬品の服用については、お医者さまとご相談いただきたいと思います。
痛みをとる目的で、筋弛緩薬を服用するのでしょうか ?
医薬品は、相互作用が非常に怖いものです。
たとえば、風邪薬と何にか別の目的の薬をたまたま意識もしないで同時に服用
したことで、意識障害に陥るとか、そういう副作用がありえるのが医薬品です。
ですから、薬の服用は絶対に、医師の指示のもとで服用してください。
たとえば、肩こりの解消のために湿布薬を張るとか、電気刺激をしてもらうとか
あるいは、運動するとか、そういう類であれば、ご自分にとって、一番楽になる
方法を探して実行されることでも特に問題が起こるとは思えませんが、医薬品だけ
は絶対に医師が処方してくれたものを正しく服用してください。
また、痛みについてですが、その痛みが側わん症による影響ではなく何か他の病気
によるものでないかどうか、ということについても医師によく診察していただいて
欲しいと思います。
昔は、側わん症は「痛くない」というのが定説で、医師のほうもとりあげてくれな
かった、という話しも聞きます。多くの場合、側わん症は痛みを伴うことはない
ようですが、患者さんによっては、腰痛、背部痛、肩こり、頭痛などを伴うかたも
おられるようです。
とは申しましても、それもちゃんと診断していただいて、他の病気ではない。
ということを確認できたうえで、では、これらの痛みとどう対処していこうか。
という形で考えていかれるのが良いと思います。
なお、カテゴリーに「側わん症は痛い ? 」という記事がございますので、こちらも参考にしてください。
http://blog.goo.ne.jp/august03/e/764b9dbe0ecc9ed4b2f0fdde38a51804